沙織との行為を終え、満足して帰宅すると、沙織の部屋の前で
困った表情で佇む女性を見つける。
「あの・・お隣さんですか?ご夫婦でお出かけしてますよ。」
そう声を掛けると、困ったなぁ、お姉ちゃんに内緒で来ちゃったからなぁと
呟く女性。
「鈴木さんの妹さんなんですか?もしお困りでしたら、お二人がお帰りになるまで
私の部屋でお待ちになりますか?」
遠慮する女性に再び笑顔で、
「鈴木さんには普段からお世話になってまして、特に奥さんにはよくしていただいてるので
帰ってくるのにまだ時間掛かるでしょうから、どうぞ」
扉を開けて、招き入れようとすると遠慮がちに部屋に入る女性。
「どうぞ、どうぞ。あっ、木下です。奥さんには色々お世話になってますから
遠慮なさらずに。作り過ぎたお惣菜とか頂いたりね。
あっ、今、何か飲み物出しますね。」
テーブルに座らせ、紅茶とお菓子をテーブルに置くと少し警戒心が
溶けたのか、理恵ですと名前を教えてくれる。
「良ければどうぞ。理恵さんですか。それにしても妹さんがいたんですね。
しかも美人で、美人姉妹だなぁ。お二人には来る事伝えてなかったんですか?」
そう聞くと、3日後の浩介の誕生日のプレゼントを持ってサプライズで来たと
言う理恵。
「へぇ、旦那さんのねぇ。旦那さんも美男ですからねぇ・・
このマンションでちょっとした人気ですよお二人。」
二人の事を褒められ、嬉しそうな顔をする理恵。少し打ち解けてくる。
「理恵さんも美人だから大学でモテるんじゃないですか?」
照れながら、彼氏がいる事をつい漏らしてしまう。
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