ゴンドラ同士が重なり合う
「見てるよ…ほらぁ…」
恵美子は宏和を突き放そうとした。
「いいじゃん…俺と母さんの仲見せつけようよ」
唇を重ねる。
二人にとっては、あっという間に3週目が終わった。
係員のお疲れ様でしたの言葉でゴンドラの扉が開た。
「ねぇ!母さん、また来ようね」
二人は、ショッピングモールに寄った。
「ヒロちゃんがキスするから…御化粧直してくるね」
恵美子は、化粧室へと向かう。
「母さん…綺麗だよ…」
戻った恵美子に声を掛けた。
「母さん、破けたパンスト僕がプレゼントするよ」
二人はランジェリーショップへ。
男女で品定めをした。
「うわ…これセクシー…母さんに似合うよ…着けてるところ見たいな!」
ランジェリーに興奮する宏和に。
「ヒロちゃん…ちょっと…店の外で待ってて…直ぐに戻るから」
何でだよと不機嫌そうに店から離れた。
小袋を持って戻る恵美子に
「あっ!買っちゃたんだ、僕がプレゼントしようと思ったのに…」
宏和は、向かいに並ぶ店舗を指差し
「待ってる間、あの店でカーデガン見つけたんだ」
そう言って恵美子の手を引っ張った
ハンガーに掛るピンク色のカーデガンを手に取り体に合わせる。
「ねぇ…着てみない?」
恵美子は、紺色のジャケットを脱いで宏和に持たせてカーデガンを羽織ろうとすると。
「違うよ…」
試着室を指差した。
恵美子を押し入れるとカーテンを閉めると周りを見渡し履いていた靴を持ち潜って中へ入った。
鏡の前でカーデガンを体に当てようとする恵美子に唇を重ねる
「ちょ…ちょと…ヒロちゃん…」
舌が絡み合うと
「ヒロちゃん…いつからキス魔になったの…」
「母さんだからだよ…」
チュパ、チャパと絡み合うキスの音が試着室に響く。
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