ちさと「おばあちゃん、大丈夫?」
老婆「あ、婦警さん・・・駅はどこかのう?・・・」
私は警察学校を出て交番勤務をしている。
本当は、刑事課を目指して頑張っていた私・・・。
だけど、適性検査で問題が有り事務に回されそうになったが
どうにか所轄の巡査として交番勤務になった次第だったのだ。
適性検査での問題・・・それは閉所と暗所での恐怖症が問題と
されたのだ。
それは、宅澤に高校生でありながら、徹底的に陵辱され上に
性感帯迄も調教され、淫紋のタトー迄刻まれた過去があったのだ。
宅澤の上京で、まるで壊れた玩具の様に捨てられた私は、荒み
学生生活も破綻しかけていたが、どうにか大学の入試には合格し
そこで出会った彼のお陰で、どうにか立ち直ることが出来た。
しかし、彼に見せられない身体・・・その上、徹底的に快楽に溺れ
させられた私が肉体関係など持てるはずもない・・・。
それでも、彼はそんな私を優しく見守ってくれたのだ。
いずれは別れる覚悟をしたものの、卒業に近付き進路を決めなければ
ならなくなると、私は一か八かにかける事にした。
徹底的に自分を律し、彼の好意に応え、一緒になる決心をした。
警察学校に入り、婦人警官になると決めたのだ。
寮は別だが、訓練も座学も男女一緒・・・。
そんな生活で、宅澤の呪縛から逃れようとしたのだ。
それが、自分の被虐心を奥深くに隠しただけだとは気付かずに・・・。
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