ちさとの瞳が潤み、物欲しそうな表情に変わったかと思うと歯を食いしばって首を振る
その仕草から立ち直った理性を呼び覚まされた淫欲に少しずつ蝕まれている心境が手に取るように分かった
(まるで鼻先にぶら下げられた餌に食いつくか迷っている動物のようだなw無駄に抗いやがって)
耐えきれないと踏んでいる俺はちさとが自ら求めてくるのを確信して、悶え苦しむ様を面白おかしく眺めていた
ちさと「私…は…」(私には・・・フィアンセが・・・)
「あん?何だって??」
小声で呟いたちさとの言葉はうまく聞き取れず、聞き返そうとした俺の言葉に慌てて言葉を呑み込む
まるで心の支えか何か…大切な何かを必死に護ろうとする様にも見てとれた
(なんだ?普通ここまで焦らされれば堕ちて当たり前なんだが…ちさとは何か縋るものでもあるのか?)
若干怪訝そうに見ていたが、ちさとが大きく息を荒げながらその場にへたり込んでしまう
欲望に抗う行為は想像以上に辛いのだろう、顔を上げる事すら出来ない様だった。開いた口も閉じようともせず荒い息遣いと共によだれを滴らせている
(気にし過ぎか…おおかた“私は警察官だ”とか、自分を奮い立たせようとしていたんだろ)
「“上のくち”も“下のくち”もよだれ垂らしやがって、我慢は身体に悪いぞw」
ケタケタ笑いながら近付く俺の言葉にイラついたのか、ちさとは顔を上げて睨みつけてきた
…のだが、タイミング良く(?)そそり立った俺のペニスが彼女の鼻先に迫っていた
間近で確認する状態となってしまったちさとは短く悲鳴を上げたが、見開いた目は離す事も出来ずに見入っている
どんなに自分を律しようとも、欲求の“元”が手の届く範囲にあれば抗う事など出来はしまい
堕ちたな…ちさとの態度にそう確信した俺は
「ほら、昔の様にぶち込んでほしかったらどうするか分かるよな?…しゃぶれよ」
未だ目を離す事の出来ないちさとに冷たく言い放った
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