タトゥーについて触れると明らかに動揺が見てとれた
(さすがに何をされたかは覚えていたみたいだな。しかし『もうあの時の私じゃ無い』か…奴隷のくせになかなか強がるね)
触れられたくない過去の話に思考が止まってしまったのか、硬直したままのちさとに近付くと
無線に伸ばしていた手を捻り上げて彼女の背後へまわる
「さすがにタトゥーの事になると動揺したな、それともあの時のことを思い出して身体でも疼いたか?」
そのまま首に腕を回し彼女の口を手で塞ぐと、引きずる様に隠れていた空き家の敷地へと連れ込んでいく
拘束を振りほどこうともがくちさとを塀の内側へと押し付け俺の身体を密着させる
道路からは死角となっていて敷地に入らないと俺達の姿は確認できない場所だ
「それにしても逮捕とは物騒なことを言うね、けれど…別にいいぞ?取調べでお前の『過去』をひとつひとつ話してやるのもおもしろいかもな」
耳元に近付き囁くそれは凌辱や調教、性奴隷の証として刻まれた淫紋タトゥーなど知られたくない過去のことを指していて
それに気付いたのか、ちさとがみるみる大人しくなっていった
「そうそう、自分の置かれた状況を理解するってのは大事だよ」
ちさとの口を塞いでいた俺の手がその役目を終え、今度は彼女の片胸を包み込むと以前の様に力強く揉みしだく
「どうした、助けを呼べば誰か気付いてくれるかもしれないぞ?…ああ、そういえば屋外で乱暴に扱われるのも興奮するんだったよな」
身体に刻まれた記憶を呼び起こすかのように、ちさとの身体をもてあそんでいった
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