あやは日本人離れした彫りの深い目鼻立ちのハッキリした整った顔立ちをしており、畏れ多いとおののく男が多い反面、賢一があやの弟であり、あやに恋愛目的で近付こうとする者が居れば、男女問わずに陰惨な目に遭わされるのが常だった。
あやと釣り合いが取れそうな細身で背の高い彼氏も例外ではなく、ある程度陰惨な目に遭わされていた。
無論、あやが陰惨な目に遭わされないはずもなく、服の下に隠れるところに暴力を振るわれて出来た痛々しいアザがあり、世間一般にはあやは家庭内暴力の被害者だと見られるところがあったが、賢一に意地悪な態度を取り、小馬鹿にする言動もあった。
「グエッ、ゲホッ」
あやの喉の奥にカリ先が突っ込まれ、吐き気を催しそうになるが、あやはまともに食事を摂れないほど食に関心がなく、頬や首、肩の肉が削げ落ち、背中や腰も病的な印象を与えるほど細い。
「痛いッ…」
麻酔もなしに乳首やクリトリスにピアスをはめられ、錐を突き刺すような痛みに顔をしかめてしまう。
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