[バッチリです。
この場で仲裁に入る、やり過ごして源太達の後を付けて問い詰めるなどの選択を考えていましたが、理想的な展開です。】
源太「オラ、何シカトこいてんだよ。
俺が土下座しろって言ったの聞こえてんだろ?」
パーン
イラついた源太が一輝の頬をビンタする。
「ちょっと、いい年してイジメ?
一輝、早く行きなさい。」
その時源太達の背後から女性の声がする。
一輝「あっ……お……お姉ちゃん!?
で、でもボクが逃げたら、今度はお姉ちゃんが……。」
ケンジ(おっ、何だ?)
源太(コイツ……花澤の姉貴か?
……お、おっぱいデケェ〜)
源太達の視線が、ブレザーのボタンがはち切れそうな程盛り上がっている紗枝の胸に集中する。
リューヤ(花澤の姉貴ってだけあって、可愛いな。
スタイルも良さそうだし、こりゃあ上玉だぜ。)
源太達3人の視線が、突然現れた紗枝の全身を値踏みする様に舐め回す。
「いいから行きなさい、早く。」
と言われて、ビンタされて恐怖に怯えている一輝は、思わずその場から逃げ出して駅に向かって走り出す。
ケンジ「な、なんだよ、怖い顔して睨み付けやがって。
オレ達は花澤とジャレて遊んでただけだぜ、なあ?」
源太「そうそう、それに先生呼ぶのはよした方が良いな。
困るのはアンタの大事な弟君の方だから。」
そう言って源太は自分のスマホの画面にある動画を再生して紗枝に見せる。
その動画には、DVDショップの18禁コーナーでアダルトDVDを万引きする一輝の姿が映っている。
もちろん源太達が面白半分で一輝に万引きさせた時に撮った証拠動画である。
そこには『実録・実弟を誘惑する巨乳お姉さん』というタイトルと全裸の巨乳AV女優が写ったパッケージを、カバンに忍ばせてそのままショップを出る一輝の姿がバッチリ映ってしまっている。
リューヤ「あーあ、こんな万引きしてる動画がもし学校の先生に見られたら、花澤のヤツ学校を退学になっちゃうかもな。」
朝日奈学園には奨学金制度があり、生徒1人当たり月3万円の生活費が支給されている。
もちろん紗枝と一輝はこの奨学金制度を利用しており、もし一輝が朝日奈学園を退学させられると、紗枝達の生活はたちまち立ち行かなくなってしまう。
源太「どうする、花澤のお姉ちゃん。
これから花澤の今後について、俺達とじっくり話し合おうか。」
ケンジ「お姉さんのせいでオレ達の遊び相手に逃げられちまったし、お姉さんにはその責任を取って貰って、代わりにオレ達の遊び相手になって貰わないとな。」
源太は紗枝の腰を抱き寄せると、醜い顔を紗枝に近付けて話しかける。
そしてそのまま駅に向かって歩き出す。
【紗枝ちゃんはどんなバイトをしている設定でしょうか?
ファミレスのウェイトレス、カラオケBOXやネカフェの店員、掛け持ちなら受験を控えた中学生の家庭教師などを考えておりますが。】
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