「…。」
二言目には核心をついた問いかけ。
メッセージが届いたことに関しては、喜ばしい事。
しかし、万が一を考えれば、簡単に認めるわけにはいかない。
とはいえ、恐怖に駆られ、否定的な思いをされたのであれば、普通は連絡など寄こさない。
にもかかわらず、こうやってメッセージを送ってくる。
そして確認してくる。
男は考える。
万が一から逃げ切れる余地を残しながら、何とかやり取りを継続させる方法を。
「…。」
指先の動きが鈍い。
まだまとまりきらない思考で、フリックを続けメッセージを作っていく。
『どうしてそんなことを聞くんだい…?』
結局、質問の意図を確認するにとどまることしかできない。
しかし、それを確認するまでは安易に認めるわけにもいかない。
少なくとも、彼女自身が撮りやすいように自分から足を開いた…、という事実くらいは確認できなければ…。
【歪んでいる…、仰る通りかもしれませんね。
言い訳がましいですが、全ての生徒、女の子に対してそう言う感情が起こるわけではありません。
容姿、体型、性格、言動や行動、そう言ういろんな要素が相まって惹かれてしまう。
それが興味につながれば、それが生的な興味に変わることに時間はかかりません。
どんな下着を着けているのか、色の好みは…。
偶然足を開くチャンス…、そうですね。
椅子に掛けた状態の少女の前で、わざと何かを落とし拾おうとすることなど日常茶飯事。
考えれば考えるほど股間に血液が集中する。
気づけば竿を握りしめている。
犯したい…という感覚とは違うかもしれません。
その子の全てを、知りたい、と思ってしまうんですよね。
解消できた瞬間は確かに気持ちいいです。
しかし、ない物ねだり。
もっと、次はもっと特別なものを…求めてしまう。
そんな卑劣な大人に、貴女は興奮しますか?】
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