いつもの駅で下車すれば足早く改札を抜け、家路につく。
そう、それももう5回目の事。
仕事帰りであれば足取りも重く、やっとの思いでたどり着く、そんな感じだったがこの時は違う。
まるでずっとほしかった新作のゲームを手に入れた少年のように足取りは軽く、何をもかまわず一直線に帰っていく。
「はぁ…はぁ…はぁ…。」
下車後約30分。
息を荒くしながら、玄関までたどり着くと乱暴にカメラを鞄から取り出すと用済みになった鞄は玄関で放置されたまま、男は自室へと入っていく。
「今日…は、いつもより奥まで押し込ん…だ…。
はっきりと…撮れて、はぁ、はぁ…いるはず…。だ…。」
PCの電源を断ち上げ、すぐさまメモリーカードを挿入し、データを移行させる。
「連絡…してくるだろうか…。
もし、本当に気づいていなかったら、初めて撮られたことを知るんだよな…。
となると、今日が最後で…もしかしたら警察に…。」
この期に及んで最悪の想定が思い浮かぶ。
しかし、
「今考えても仕方ない…戦利品…戦利品の確認だ…。」
起動している状態から鞄に入れているため、序盤はいらない部分がほとんど。
一気に早送りを進め、やっと電車に乗り込むシーンに…。
既に興奮でいきり立つ股間。
手早くズボンを脱ぎ捨てると、トランクスの隙間からモノを取り出して。
何とも間抜けな臨戦態勢…。
しかし、そこに映りこむ、今日の戦利品を心待ちにしていれば当然とも言うべきか…。
【タイミング…は確かにそうですね。
気持ちの乗って言う無いときに求められても冷めたことしか言えないのと同じでしょうか。
上手く煽られる…、やはりハードルは低くなさそうだ。
イメが中途半端なところで終わっていますが、身に着けていた下着を知る必要があるので、それがわかるような描写をまたいただければと思います。】
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