(どうしてそんな不安そうな…憐れむような眼を…。)
意を決した行為への返事は、その哀れむような眼差しだった。
抵抗でもなく、交わすでもなく、その眼差し。
その目を見ていられず男は無意識的に視線をそらしてしまう。
(どうして…そんな目を…。
惨めな大人だと思っているのか…?
どんな育て方をされたんだ…君は…。
君の父親は、どんな男なんだい…。
娘がスカートの中を盗撮されている、と知ったら怒るんじゃないのか…?
それをきっと君もわかっているんだろう…?
なのに…なのにそんな眼差しで…、まるで同情するように受け入れるのかい…?)
一言も言葉を交わすことはない。
あくまで想像。
見せる表情、応える動きから心理を想像するだけ。
(娘が…どこの誰とも知らない男を受け入れる…。
下着を…晒す…。
スカートの中を差し出す…。
そんな娘になっていることを…父親は…あんたはどう思うんだ…。
見たことあるかい…?
こんな可愛い娘の下着がどんなものか…。
みれないよな…?もう年頃…、下着で家のなかをうろつくような歳でもなければ、きっと目の前で着替えることなんて二度とない。
同情…?哀れみ…?
何でもいいさ…、この子はきっと俺を受け入れてる…。
それなら理由は何でもいい…。
わかるかい…?
見知らぬ中年の欲望を、パンツが見たいという欲求を、受け入れてるんだ…。
あんたは知ってるか…?
今日の娘の下着を…。
知らないよな…?でも俺はこの後わかるんだ…。
羨ましいかい…?)
思考回路が徐々に開き直っていく。
哀れみを浮かべるような目に、同情されているような目に、感じたのは罪悪感ではなく優越。
気づけば股間がはっきりと反り返り、ズボンの股間部が盛り上がっていた。
当然、その様子を少女にも見られている事だろう。
男はもう後戻りできないところへ差し掛かっていた、そしてそんな気もなかった。
5度目のその日…、二人の関係にさらなる変化を呼ぶように、男はそっとポケットに手を入れる。
【良いですね…。
貴女の嗜好を知れば知るほどたまらないですね。
濡れて欲しい、濡れている事実をもっと生々しく知りたい。
妄想を、欲求を、性癖を全て…さらけ出してくださいね。】
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