ブラウスの上から遠慮なく胸を揉まれたが、特に気持ちいいとは思わず、むしろ嫌悪感しかなかった。
「わ、わかりました…下校時間まで…ですね。約束ですよ…」
資料室の時計を見る。
あと1時間…
(それくらい耐えてみせる)
佐久間と自分自身の為にもこの男の所業を止める義務があった。
(ふんっ…何が佐久間を落としたペニスよ…本当に腹立たしい…こういう女を性欲の捌け口としか見てない教師は絶対に許さない…)
と、決意を改め抵抗していると、不意に手首に違和感を覚えた。
カチャ…
「せ、先生…何を…」
不意を突かれ狼狽するが慣れた手つきで書架に繋がれてしまう。
「こ、こんな事…された事ありません…私は約束通り時間まで逃げませんから外して…」
身体を拘束されるなど予想外の展開に身体をバタバタと動かし抵抗するが、両手の自由を奪われてしまった。
「あなたはっ…やはりこんな卑怯な手で佐久間さんを…ヒャアン…」
怒りに任せて注意をしようとしたが、目の前にスマホ…
そして生ぬるい舌が耳の中に入ってきて、その気持ち悪さから声を上げてしまった。
「わ、私は…感じませんから…こんな卑怯な真似をする男になんか…」
インカメラのスマホに向かって怒鳴る。
「近藤先生…あなたが私を無理矢理拘束したこんな動画…私は世間に晒してあなたを教育現場から追放します…たとえ私の痴態を晒そうとも…いいですね…」
背後の近藤先生にそう告げるも、近藤先生は容赦なく由美の身体をまさぐりやがてブラウスのボタンが外されていった。
(あなた…私は決してこんな男に屈しないから…)
唇を硬く噛み締め愛する夫に心で叫んだ。
【大丈夫ですよ。
今回は美香よりもしぶとくいきますね】
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