お互いに直ぐに存在を確認した。
男がゆっくり近付いて来て、ささやいた。
男「おはよう♪・・・こっちに来たんだな?・・・ゾクゾクが止まんねえよ。」
私の格好は、男の指示通りのロングのコート・・・。
上までボタンをしっかり閉めて、丈は足元まで有るおしゃれなコート。
でも、コレを着て来たということは・・・囁いた言葉がその先を物語る。
2人で改札を抜けてホームに向かう。仲の良い知り合い、若しくは恋人同士を装い、手を掛けながら歩く。
ホームに上がって電車を来るまでの間にもささやく。
男「今日はどっちに行くのかなぁ…それに、もしかして中は牝の匂いがプンプンしてるのかな?…」
ヒソヒソ話すから良いものの、とても他人には聞かれてはいけない言葉…そんな感じで煽られた。
そして電車が来て乗り込んだ…先頭車の1番前の角・・・壁側に立たされ、男と向かい合う感じで。
乗客もそれなりで、全員が乗り込むと少しくらいは弄る事が出来そうな程に混んでいた。
電車が発車した。目的地までの少しの時間、興奮を確かめるように、向かい合い身体を合わせて
後ろに手を回してお尻を撫でる。
コートの下に何も着ていない事を男は確認した。
男「良いねえ♪…」
男は顔を見ながら囁いた・・・。
私は顔を赤くして視線を反らす。
男は尻肉の感触を楽しむと、手を前に回して股間辺りのコートのボタンに手を掛ける。
男の顔を見ながら小さくプルプルと首を振るが、男は構わずボタンを外した。
私は俯き、男の胸に頭を付ける。
差し込んだ手が直ぐに割れ目を捕らえるが、そこは何もして無いのに汁を溢れ出していた。
自分の本意では無い・・・・そう自分に暗示をかける様に思っていた。
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