衝撃の日からずっと、あの日の衝撃は忘れられず、仕事に身が入らない日が続いていた。
店を訪れる男性客が、あの日の男じゃ無いかと気が休まらない・・・。
あの男はきっと、私を待っている・・・このままLINEしないときっとあの動画をネットに
曝される・・・私は変態なんかじゃ無い・・・あの男に脅迫されてるんだ・・・。
私の貞操観念は、あの男に脅されて・・・と言う言い訳に押し流されている。
自分はあの男に脅されて、また痴漢されに行くしか無いんだと思い込んでいた。
そして、悩んだ挙げ句にLINEを入れてしまった・・・・。
警察なんかに、通報なんて出来ない・・・だって、脅されてるのだから・・・。
男の言葉が頭の中でこだまする・・・。
さり【日曜日の午前10時】
この間と同じ曜日、時間だけ書いて送った。
ショッピングモールのゲームコーナーに行く時間を示した。
これを送ると言う事は、何をされるかも分かってると言うのと同じ事。
送信して期待の様な熱いものを感じ始める。
そして、日曜日を迎え、先週と同じ様に家を出た。
ゲームコーナー近付いて行くと、少し離れた所に元彼が周りをキョロキョロ
尾行していたが、私は気付いていない・・・。
元彼は先週、痴漢以外の男の影が無かった為、今回は痴漢募集の投稿はしていない。
痴漢の男に、NTRされている気になっていた、だから私を弄り始めてからは姿を消したのだ。
私の知り合いなのかと、男は警戒しながら待っていた。
暫くして、約束の時間になりゲームコーナー行くと、あの男が姿が視界に入る。
さり【やっぱり・・・あの人・・来てる・・・】
私は、男にアイコンタクトして男の後に着いて行く・・・。
私はこの間と同じ格好・・・俯いて着いて行く事で服従の意思を表す。
緊張と興奮で胸が張り裂けそう・・・。
男は警察官の存在を確かめ、私を都合の良い場所へと誘って行った。
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