冴島慎太郎
22歳 177cm 中肉中背よりも少し細身。
黒髪に細い縁の眼鏡。
大人しく真面目そうに見えるタイプだが、その実はかねてより友人の妹である優衣を狙っている粘着質なタイプの男。
とはいえ、トークが切れるわけでもなく積極的に優衣に話しかけられるタイプでもない為、同じように優衣の兄と3人でつるむことの多い男とある悪巧みを画策する。
猛田哲人
22歳 173cm 太ってはいないが細身の冴島と並ぶと少しごつく見える。
短髪黒髪。
冴島とは対照的に、社交的なタイプ。
優衣とのコミュニケーションも特に問題なく、優衣とに限らず割と男女問わず仲良くなれるタイプ。
反面、冴島ほど頭が切れることはない為、優衣に抱く行為をうまく利用される形で言いくるめられ、いつしかその悪巧みにハマり始める。
卒論のテーマも決まり、同じゼミでつるむことの多い3人は良く副島邸に集まることが多くなっていた。
しかしそれは、半分はある男の陰湿な企みの下、計画的な集会とも言えた。
「やっぱゼミを同じにすると、卒論も参考文献とか出しあえて楽だな…。
冴島の案、マジ最高なんだけど…。」
表向きは卒論発表に向けた準備、及び学習の時間。
と言いつつも、学力ではあまり力を発揮できないタイプの猛田は、冴島の誘い、を知りながらも純粋にありがたいと感じている節があった。
「当然だろ…?大学で専攻することなんて、一部を除いて基本的に社会では役に立たないことが多いんだから…。
楽に凌ぐのが定石…、真面目に考える方が馬鹿ってもんさ…。」
そんなことを言いながら、どこか心ここにあらずの冴島。
それもそのはず、毎度のことながら狙いはいつも優衣。
副島邸での学習を進めること、そして副島の部屋、ではなく優衣も足を運ぶケースが増えるリビングでの学習を提案したのもこの冴島だった。
そう、狙いは全て副島の妹、優衣。
優衣が帰宅する声が玄関先から聞こえると、二人は視線を絡ませ、にやりと口元を緩める。
今日はどんな恰好で現れてくれるのか…。
手元のスマホとは別にもう一台普段使いしている二台目のスマホも準備をしながら、ヒロイン、の登場を待つ。
【紹介も兼ねて、あっさりと話を開始させています。
文章量等は今後合わせていきますので、改めてよろしくお願いいたします。】
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