温泉旅館に着き、割り振られた部屋に入り落ち着いていると
「林、混浴タイムまでちょっと散歩行こうぜ。」
「こんな山奥なにもねえだろうが、最後に見た商店まで車でも1時間はかかるだろ。」
「自然を愛でる気持ちもないのかねこいつは、やだやだ。」
「何が自然を愛でるだよ。結城お前が愛でたいのは女だけだろwww」
「そりゃそうなんだけど。実は女でも散歩してないかと思って。」
「女だけでこんな山奥を散歩してるわけないだろ。仮にいたら直ぐにお前みたいな奴らに襲われちまうよ。wwwそれにお待ちかねの混浴タイムまで30分も無いぞ。お前のことだから、1分たりとて遅れたくないだろ。」
「まあ確かにそれはそうだな。」
「俺は興味ないから、先に温泉入ってこのツアー客が入ってくるまでに出てくるよ。」
そう話して浴衣に着替え始める恒美
同じころスタッフの部屋
「いいなゴムは忘れたんだからな、絶対に口裏合わせろよ。」
「口裏合わせるのはいいですが、ゴム無しNG女優にゴム無しでそれも中出しさせるなんてやっぱり酷すぎませんかね。」
「いいんだよ、この世界売れれば正義。出荷量稼ぐためには、小娘に土下座でも何でもするさ。一人が中出ししちまえば、その後はなし崩しに。今回のAVコンセプト何だっけ?言ってみろ。」
「素人男性が危険日の女優に中出しを続けたら孕むのかです。」
「だろ、そのために危険日が来る女優見繕って、薬まで飲ませてるんだから、これまでの苦労台無しにするようなこと言うなよ。」
「わかりました、すいません。で、最初は誰にしますか?やっぱり忍びこませてる男優に?」
「目の肥えたAVファンは男優の一物覚えてるかもしれないし、どうするかな。お前先に温泉行って観察してこい、気の早い奴は入りに行く時間だろ」
そのころサクラは、山田からの電話を受けスタッフの部屋に向かっていた。
「待て林、俺も行く。サクラちゃんと裸で会うのに、汗臭い身体じゃ失礼だからな。綺麗にしとかないと」
そう言って、恒美と共に大浴場に向かう結城。
大浴場に着くと、そこはもう、ツアー出席者たちで大盛況。
二人並んで座れる洗い場を何とか探して、身体を洗い始める二人。
恒美が頭や身体を洗っていると結城。
「林お前立派なもの持ってるじゃないか。なんでそんな立派なもの持ってるのに、女に興味薄なんだ?」
「おまえなあ、わざわざ覗き込むなよな。興味薄って今までこれくらいが普通って思ってた。セックスは子作りの手段って思ってたし、妻には今はまだ中は駄目って言われてるしな(亜美の顔を思い浮かべる)。立派って俺のが?」
「林お前は思春期過ごしてないのかwwwああ、立派だと思うぞ。AV男優にも負けないと思う。奥さんも気持ちよすぎてもっと楽しんでたくて、作りたくないんじゃないか?」
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