トイレ休憩を終え再び動き出すバス。
サクラからビンゴカードが配られて始まるビンゴゲーム。
監督の山田がビンゴマシンを回し、出て来た球をサクラに渡すと、サクラが表示されている数字を発表していく。
15・・1・・・74・35・・・・ドンドン読み上げられていく数字。
それに伴いリーチの人間は増えていくがビンゴはなかなか出ない。
「69だよ、お願い69。69シックスナイン待ちなんて、フェラ抜き権利争奪ビンゴ大会にピッタリだろ。そう思わないか林。」
通路を挟んだ席の窓際に座って、興味無さそうに外の景色を眺めている恒美に声をかける結城。
恒美の前の小さなテーブルには、一か所も開けられていないビンゴカードが放り出されている。
そんな話をしているうちにも数字は読み上げられていき、
「よっしゃー、ビンゴ、やったぜフェラ抜き権利は俺の物だ。」
その言葉が前の方の席から発せられると、その途端残念そうな空気に包まれる車内。その空気の中サクラが声を発した参加者に近づくと、カードを受け取り確認のため山田にと、山田はすばやく確認して、頷きながら
「おめでとうございます。フェラ抜き権利はこちらのお客様に決定です。
ビンゴが終わり、後刻後部のベットで、走る車内の中裸のサクラちゃんが行うフェラご期待ください。」
「なんだよくそっ。せっかくシックスナイン待ちでフェラ権利は俺の物だと思ったのに。次の狙いは生脱ぎパンティだな。それはそうと林、お前一つも開けてないじゃないか。」
「いいよ俺は。」
その声を聞かずに声を張り上げる結城
「サクラちゃんごめん。もう一回すべての数字読んでよ。俺の連れ全然開けてなくて俺が代りに開けるから。」
サクラが再度読み上げる数字を聞きながら、カードを開けていく結城。
「林、お前のカード今のところ一個もリーチ無しだわ。」
サクラが新しい数字を読み上げた途端
「シャー、ビンゴ!!サクラちゃんの生脱ぎパンティゲット!」
喜び勇んで、サクラの元にビンゴカードを見せに行く結城
「やったよ、サクラちゃん。一生の宝物にするからね。そうだ、パンティ穿いてフェラしてよ。染みとかできてると嬉しいな。」
その結城の声を無視して、ビンゴは進んでいき、どんどんと景品が参加者の手元に。
「景品は後三つ。サクラちゃんの写真付きサイン色紙一つと、それにキスマークが付いたもの一つ、マン拓が付いたもの一つになります。」と山田
「おい林、サクラちゃんのマン拓付サイン色紙だとよマン拓付だぞお前。いいもの残ってるじゃねーかよ。」
結城に促されてしぶしぶ立ち上がっている恒美に、結城は笑いながら囃すように話しかける。
「当たった物お前にやるよ結城。」
立ち上がっている参加者は、恒美を含めて三人になっていた。
「次の番号は27です。」
「おっ、27あった。林ビンゴだぞビンゴ。サクラちゃん、俺の連れビンゴね。行って来いよ林。」
結城に押されて、よろめくように咲夢に近づく恒美。
目の前に迫ったサクラになぜかドギマギしながら
「あのこれ。」
恒美は意識していつもより低い声で話す。
「心の中の声:やべぇ、こんな近くに亜美の顔が。こんな近くで気づかれないかな。しかし、派手な化粧して屈託なく笑ってやがる。このAVって仕事が余程好きなのか?」
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