遅くなりました。
大浴場で気が付くけど、知らないふりをすると。
では恒美も他人のふりした方がいいですね。
どういう展開を期待してるのか、分かりませんが思いつくまま。
左右2席づつの席に一人づつ腰かけ、空いている隣の席にサクラが来るのを待ち受けている出席者たち
真ん中の通路を歩いて、サクラが結城の席に近づく。
「来た来た。サクラちゃん待ってたよ。早く口移しで俺にも飲ませてよ、期待で喉が渇いちゃって。俺ビールがいいな。」
笑いながら缶ビールのタブを開けたサクラは、そのまま唇を近づけてきたと思うと、結城の唇に自分のを押し付け、口の中のビールを結城の中に流し込んでくる。
「コクッコクッ」
流れ込んできたビールを飲み込むと、その勢いのまま押し付けられたままの唇を、舌先でこじ開け自分の舌をサクラの口中にねじ込む結城。
少しの間サクラの舌と口中の感触、唾液の味を楽しんでいた結城だったが、サクラが軽く体を押してきたので、素直に唇を外し、背中に廻していた腕も解く。
その様子を寝たふりをしながら、薄目で窺っていた恒美だったが、二人の身体が離れたのをきっかけに、目を閉じ狸寝入りを続ける。
「心の中の声:亜美の奴、いつからやってたかは知らんが、二人の時間をもっと楽しみたいとか上手いこと言ってたが、中出しを強烈に拒んだ実際の理由はこういうことか。出来ちまうとAV撮れないもんな。」
結城の隣の席から立ち上がったサクラは、恒美の方を見るが寝ている姿を見て、困ったように又結城を見る。
「そいつ俺の連れなんだけど、AVとかに興味ないのに無理に連れて来たから、バス乗った途端に寝始めちゃって。サクラちゃんそいつの代わりに俺にもう一回口移しでビール飲ませてよ。」
笑いながら話す結城に、困ったような笑顔を返すサクラ。
山田が前方でカメラの後ろから腕時計を指さし
「急いでサクラちゃん。時間押してるからメニューすべて消化できなくなっちゃうよ。隠語しりとりとか、誰のおまんこでしょうかクイズとか。トイレ休憩後には、いよいよフェラ抜き権利争奪ビンゴ大会時あるんだから」
「そっか、フェラ抜き権利争奪ビンゴ大会できなくなると困っちゃうから、キスは旅館に着いてからでいいや。ビンゴ大会の特等はフェラ抜き権利だけど、他にも生脱ぎパンティとか、出演作DVDセットとか、豪華景品沢山あるもんね。」と結城。
寝たふりを続けている恒美は心の中で
「薄々わかってはいたけど、結城の奴ここまで好き者だったんだ。他の参加者も笑いながら相槌打ってるし、もしかして程度の差こそあれ、好き者の方が普通で、まったくAVとか興味なかった俺が異常なのかな?亜美も黙ってAV出るほど好きみたいだし、少し改めないと。」
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