亜美が恒美の参加に気が付くのはいつ頃を考えてますか?
亜美は他人を装うのか?恒美はどうする(倒錯した性に目覚める)?
ツアー参加者それぞれが、微妙な間隔を取りバスの到着を待っている。
「バス早く来ないかな。今日はサクラちゃんの柔肌に心置きなく触れられるんだな、期待しちまうよ。」
結城がズボンの前から手を差し込み、位置を調整しているとバスが到着する。
そのバスは車体の半分から後が、鏡のように反射している。バスが停車し中からサクラが降りて挨拶を終えると、拍手が起こりチケットを手にした男がそれぞれ乗車し始める。
帽子を目深にかぶり、濃色のサングラスをしてマスクをしている恒美は、楽しそうに挨拶をして男性客を迎える咲夢を見つめる。
「心の中の声:いつもとは違う派手なメイクしてるけど、あれやっぱり亜美だよな。あいつ俺に内緒でAVなんかに出てたんだ。どうしてやろう。参加者は俺含めて10人ってところか。」
恒美のそんな心中を知らず、結城が声をかけてバスに向かい始める。
「おい、林俺たちもバスに乗るぞ」
サクラにチケットを渡しながら
「サクラちゃん今日は楽しみにしてました。息子はもう期待で大きくなって困ってます。これチケット後ろの奴と二人分ね。」
サクラと握手をしてバスに乗り込む結城と、サクラに声もかけず握手も求めないでそれに続く恒美。
「林、後ろどうなってるんだろうな。もしかしてあの人気シリーズみたいに、光ってたところはマジックミラーで中にベットとかあるのかな。」
カーテンで仕切られている後部が気になっている結城。
参加者を乗せたバスが走り出すと一人の男が立ち上がり乗客の方を向いて話し出す。
「皆さん今日はサクラのデビュー1周年記念バスツアーに参加いただきありがとうございます。
私は監督を務めさせてもらう山田と言います。
皆さまがバスに乗り込むところからカメラを回していますが、皆様の顔にはモザイクを掛けますので、ご安心ください。
下半身にモザイクをかけて欲しいという方は、最初に申し出てください。
皆さん気になっていると思いますが、ご想像の通りバス後部には真ん中にベットが設えて、それを囲むように座席を用意してありますの。
それとこれもご想像通りだとは思いますが、外から鏡のように見えたのはマジックミラーです。
これから目的地までは色々なゲームでお楽しみいただき、ゲームの勝者にはもしかしたら、後のベットでいいことが待ってるかもしれません。
挨拶はこれくらいにして、皆様もいつまでも、男の声なんて聞いていたくないでしょうから、進行をサクラちゃんに渡したいと思います。
では、サクラちゃんどうぞ。」
拍手が起こるバス車内。期待に満ちていく空気が感じられる。
明日からは平日なので、レスできても夜になります。
きょうはこれでおやすみなさい。
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