「…。」
驚きのあまり少し言葉を失ってしまう。
もちろん、それ以外の選択肢として頭を過っていたのは精飲のそれしかなかったわけだが。
意外とあっさりとその行為を葵が口にするとは思わなかったからだ。
「あ、あぁ…。そうだね…。
そもそも、赤ちゃんを作る為の行為として男は射精するわけだから…。
飲んで問題になる、ってことはないね…。」
慌てて問題ない理由をまるで取り繕ったように話すが、概ね間違ったことを言っているわけでもない。
しかし立て続く葵の疑問に対しては…。
「何でできているか…?
さ、さぁ…それはわからないけど…。
さすがに体内で作られるものだからね…、変な物ではないと思うけど…。
もちろん、無理に飲むこともない。
大事な人のは飲んであげて欲しいな、とは思うけどね…。」
と、いつものように少し自分を下げて話を着けるように。
【あくまで可能性の問題ですけどね…。
そうなってしまうとするなら、もともと父親としてあるまじき感情を備えていた…と言う事にもなるかもしれませんが…。
娘に対して性的な欲求を抱く父親…。
貴女にとっては興奮になりますか?】
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