帰宅しながらJSの先輩シスターあやかから、ロストロザリオでの懺悔は、絶対に誰にも話をしてはならない秘密だと聞かされる。教会が学校の生徒に風俗営業させているなど犯罪だから当然だけど、あやかは信者様の秘密の告白は神様との秘密だから、決して外で明かしてはならない。秘密を守るのが神様との約束と言った。
翌日
ちさとが通うミッションスクールと、
神父の教会は、同じ教団に属している。
教会も経営に参加するスポンサーで、
ロストロザリオの秘密を共有する
背徳に染まった悪徳教師も存在する。
真面目な教師たちが大半だが、
地位の高い者ほど教会のハニートラップや賄賂で丸め込まれ、教え子たちを汚す行為に手を貸していた。
シスターを育成する「修道女育成コース」の名簿にちさとの名前が載ったその日、懺悔を電話予約してきたのは、そんな教師のひとりだった。
その男は小学校からちさとが続けるクラブ活動のコーチ、初等部でちさとの担任教師を何年か務めた事のある教師だった。無類のフェラチオ好きで、私はちさとにフェラチオ教育を事前指導すべく「修道女になるための宿泊研修」の案内を、学園を通じてご両親の承諾を取らせ、ロストロザリオに呼び出した。
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