大輔さん
「帰りました〜」
芳恵
(帰ったようね・・・晩ごはん用意しなきゃ・・・)
新婚のお嫁さんの様に、夕飯の準備をしようとキッキンに向かう。
丁度、大輔さんと出会す形になる。
大輔さん
「あっ、お義母さん、ゆっくりしててください。たまにはお義母さんもゆっくりしなきゃ」
食事の準備位は自分でできますから」
そう言ってキッチンに行き、食事の準備をする大輔さん。
私もキッチンに行って、一緒に食事の準備をする。
まだ、大輔さんの企みも知らない私は、娘婿だけにさせてはおけないと
思っていたのだ。
そうしているうちに、準備が終わって大輔さんが声を掛けてきた。
大輔さん
「1人で食べるのもなんなんで、晩酌付き合ってもらえますか?(笑)」
本当はゲコの私・・・でも、無下にも出来ない・・・。
芳恵
「そうね・・・一人じゃ味気ないものね・・・少しだけなら・・・」
お風呂上がりで、新陳代謝が良くなっているせいで、ソープの匂いが
身体から立ち込める・・・それは、大輔さんの鼻腔をくすぐり雄の感情を
昂らせている。
私は酔うと眠ってしまう・・・後片付けも、大輔さんの洗濯物もしなくちゃ
ならないのに・・・それだけは回避しないと・・・。
大輔さん
「お義母さん・・・じゃあ、一杯だけ・・・」
そう言ってビールを注いでくれる・・・。
身体が熱っていた事もあり、小さなグラスを一気に飲み干した。
食事をしながら、大輔さんは私のグラスが空になるとビールを注ぐ。
ダイニングで刺し迎えに座って、大輔さんは食事、私は晩酌に付き合う。
元々、お酒に弱い私は、徐々に睡魔に襲われる。
コックリこっくりしだし、短めのニットワンピから、ショーツが見え隠れし出した。
それでも、大輔さんとの会話は新鮮で楽しく、お酒の量は許容を超える。
大輔さんが、食事を終える頃には私は夢の中だった・・・。
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