マスクを受け取った景子がショーのステージへと上がってゆく、その後ろ姿を見送りながら頭の中では彼女の悔しさを滲ませた表情が思い返されていた
(景子「なんて卑怯なの・・・こんな事をして・・・」)
まるで捕らえられたヒロインが逆らう事も出来ず好き勝手に扱われている…そんな情景がピッタリと当てはまった
僕の中でも虚構が現実を蝕んでいるようだった
開演が近付く会場内を見てみると客層や雰囲気も相まってか、戦隊ショーというよりは組織の慰安所での興行…ヒロインの公開処刑のように思えた
“大きなお友達”が彼女に下卑た言葉やいやらしい視線を向ける…そんな連中がなんだか仲間の戦闘員に見えしまった
開演間近ともなると会場はより一層卑猥な空気に包まれ、その雰囲気に飲まれた僕は興行を任された戦闘員だと錯覚してしまう
ショーが始まると観客の期待に応える為、的確にローターのスイッチをいじってゆく
彼女は身体を震わせ、その度に観客は歓喜の声を上げていた
その歓声を聞く度により彼女を虐めたくなってしまう…成す術も無く僕に弄ばれ、観客からは下品に罵られる…逃げる事も出来ずに痴態を晒すヒロインの姿
会場内で僕が彼女をコントロールしているなど誰も知るはずも無い…その秘密が僕を更なる優越感に浸らせてくれた…
―講演が終わったスタッフルーム―
スタッフルームを訪ねると“演技指導”の影響か、いつも通り床にへたり込んで動けないでいる景子
スタッフも彼女の“熱演”後は配慮してくれているのか休憩時間を長く取ってくれた為、部屋の周囲に人の気配は無かった…
圭介
「今日の演技も凄かったよ…おつかれさま、景子ちゃん」
相変わらず出演後は意識が朦朧としている様で僕の声にも気付けないでいる
会場での淫らな雰囲気と、俯いて動けないでいる彼女の姿に僕は部屋へ入るとドアの鍵をそっと閉めてしまう
未だ気付かぬ景子の目の前まで行くと漸く顔を上げ、力無く僕を見上げてきた
潤んだ瞳で見上げてくる姿に再び嗜虐心を擽られた僕は戦闘員へと変わってゆく
戦闘員圭介
『今日のショーも好評だったな、いやらしい目で視姦されながらの公演はどうだった?
正義のヒロインが多数の戦闘員に襲われてしまう想像でもしてたか?』
『だがまだダメだ…もっと…もっと、景子ちゃ…お前を壊してやりたい』
冷たく言い放つと持っていた飲み物を景子の目の前で床にこぼしてしまう
戦闘員圭介
『…飲み物なんかよりコイツをしゃぶらせてあげるよ』
おもむろに衣服を脱ぎだし露わとなった僕の下半身には彼女を犯しまくったモノがぶら下がっている
ちょうど景子の目線の高さ…逃げる体力も無い彼女に促す様に自分のモノを近付けていった
戦闘員圭介
『さあ、遠慮する事は無い…欲しかっただろう?我々の仲間からいやらしい視線を向けられ
公衆の面前でローターに責められる…身体の疼きは相当なはずだ』
まるで見られて感じる変態だと言わんばかり…
僕は下衆な笑みを浮かべ景子に咥えるよう迫っていった
※元投稿はこちら >>