翌日バイトに向かう二人・・・。
当然会話が無い・・・私の顔を見ようとチラチラと見てくるが
決して視線を合わせようとしない。
お互いそっぽを向いて歩いていた・・・。
景子
(圭介くん・・・やっぱり、私の事監視してるんだろうなぁ・・・)
昨日、稽古場にあんなモノ置いて行ったのもわざと・・・。
じゃなきゃ、他の人に見られると明らかに不味い物だし・・・・。
私に持ち帰らせて、使えって事だよね・・・。
私が逆らわないって言ったて、ヘルブロガーは信用してないんだ。
圭介くんが、いつ確認するか判らない。
私は勝手に妄想を膨らませて、昨日のスポーツ下着を着ているのだった。
私を監視しているのか、何か考えているのか判らない圭介くんが気になる。
時々視線を向けるが、圭介くんは気付くとすぐに視線を逸らしてしまう。
お互い様子を伺うかの様に瞼を細めチラチラと見ている。
こんな下着を着けている恥ずかしさで、段々紅潮してしまう。
圭介くん
「け、景子ちゃん、顔が赤いけど体調だいじょう・・・」
景子
(大丈夫?・・・知ってて言ってる?・・・ちゃんと着けてるのに)
またしても無言になる2人・・・。
圭介くん
「うん?・・・」
圭介くんがポケットに手を突っ込むと、昨日 使ったローターのリモコンが入っている。
まさか、私がスポーツ下着なんか着けていない、そう想いながら、ポケットの中でスイッチを押す。
すると隣を歩いていた私がビクっと反応し、膝をガクガクさせて立ち止まってしまった。
景子
(こ、こんなところで?!・・・うっくう・・・)
未だ身体を震わせ動けない・・・恥ずかしくて必死に振動に耐えている
私の姿に私が何をしたのか悟った圭介くん・・・。
戦闘員圭介
『おやおや、昨日ヘルブロガー様に可愛がって頂いただけでは足りなかったのか?
ずいぶんと殊勝なことだな・・・“種子”も注ぎ込んで頂いて、奴隷としての自覚も出てきたか?w』
圭介くんの言葉に悔しそうな表情で顔を上げる・・・。
どんなに気丈に振る舞っても、瞳だけは快楽を望む淫靡な光を宿している様だった。
圭介くんはその瞳をみて道具を持って行ったのが私だと確信した。
戦闘員圭介
『そういえば、昨日ヘルブロガー様から預かった道具の数々が無くなっていたのだが・・・
レンジャー・ピンク、何か知らないか?』
きっと口を開けば喘ぎ声漏れてしまう・・・ローターの振動に歯を食いしばって必死に耐えている
私は答える事が出来ない・・・。
景子
「うっぐぐ・・・」
戦闘員圭介
『ヘルブロガー様のアソコをかたどった張り方(電動バイブ)や体内に入れて貴様を調教する蟲
(ピンクローター)、絡めて自由を奪う触手(麻縄)などが入っていたのだが・・・知らぬか?』
まさか正義のヒロインたるレンジャー・ピンクが使うなどという事は無いだろうしな・・・』
確信を突いた、いやらしい質問をしながら振動のレベルを少しずつ上げ、圭介くんは反応を観察する。
景子
「これが・・・貴方達のやり方・・・卑怯モノ・・・あうう・・
あんな・・・動画まで撮って・・・そんなモノ・・・」
特撮ヒロインの闇堕ち・・・お互いの勘違いが上手く結びついていた。
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