様子を伺う様に景子をチラチラと見ていたのだが、彼女の表情が優し気な雰囲気に感じられ少し安堵する
ヘルブロガー
『まあ、そんな訳だから…今日はこの位にしておいてやろう』
未だ落ち着かない僕は“やられ役おきまりのセリフ”を言ってそそくさと稽古場を後にした
圭介
(景子ちゃん、絶対に許してくれないと思ってたけどちょっと安心した。でも、これからも同じ状況になったら自制できるかな…ん?同じ状況??)
無意識に景子を虐める…彼女が虐められたがっていると当たり前の様に思っている
圭介
(でも…たぶん間違いじゃないよな)
僕は幼馴染の彼女が被虐性を秘めていると何となく気付いてしまった
でもそれは彼女が自分では無い誰かを演じている時…
子供の頃の記憶や憧れから彼女は正義のヒロインにそれを求めているのだろう
ストーリー上、絶対に穢される事の無いヒロイン…それは一人だけ男の子に交じって遊んでいた彼女の状況に似ていたのかもしれない
可愛い彼女に酷い事をする奴など誰も居なかった、だがそれが彼女の中で嗜虐性を育てたのだろう
奇しくもそれは僕も同じだった…もっとも僕の場合は彼女を縛っていた為に嗜虐性の方に目覚めてしまったのだが
そんな事を考えながら帰り道を歩いていると…稽古場にアダルトグッズやカメラを忘れてきた事に気付く
圭介
(うわあ、しまった。稽古場にそのまま置いてきちゃったよ…他の部員って言っても幽霊部員だし、誰かに見られる事は無いだろうけど…撮影してたカメラがなあ)
自宅で観ようと思っていた自分専用のAV…取りに戻ろうかとも思ったが有耶無耶で出てきた為
残してきた景子と鉢合わせになるかもと思うと流石に気まずい
(まあ、いっか。景子ちゃんも流石にさわらないだろうし、明日にでも取りに行こう)
長い夏休み、明日もバイトを頑張らなきゃな…気持ちを切り替えようとそのまま帰路についた
[こんばんは]
絶賛脱線中ですがバイトの話に戻ろうと思いますが如何ですか?
やりたい事があれば遠慮なく言って下さいね
景子さんから出して頂くアイデアはとてもイメージが膨らみイメプやってても
とても楽しいです
いつもありがとうございます
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