景子「・・・・っく」
悔しがる仕草に徐々に荒くなっていく息遣い…
子供の頃もこの状況にドキドキしていた
戦隊番組の中では穢れを知らず、また(設定上)穢される事も無いであろう正義のヒロインが悪の手に捕まりピンチになる
だけど、いつもすんでの所で仲間が助けに入る流れ…みんなと遊んでいた時も僕はコテンパンにやられ景子は助け出される、それが当たり前だった
でも、いつしか僕はその流れに不満を覚える様になっていた…助けが来なかった時、ヒロインはどうなっていたのだろう?
縛られ恍惚とした表情を浮かべていた景子の姿を見る度に僕の不満は募っていた
凛々しく可憐なヒロインが戦う力を奪われ、悪の手によって成すがままに汚される…そんな結末が観たいと思うようになっていた
それが今、子供の頃に思い描いていた状況が僕の手の中にある…
美しく成長した幼馴染は本物のヒロインの様で、そんな彼女は僕の淫らなシナリオによってまさに汚されようとしていた
「ふん、もはや言葉も出んか」
僕に背を預けて座る景子は肩で息をするのがやっとの様でハアハアとした息遣いのみが聞こえる
(そんなにキツく縛ったつもりは無いんだけどな…ひょっとして景子ちゃんマゾだったりして。もしそうだったら…)
景子の性癖を想像すると興奮が止まらなくなる
「どれ、貴様の苦しむ顔でも見てやるか」
そう言って景子の顎をひねろうとするが、恥ずかしいのか顔をこちらに向ける事が出来ない
「ほう、まだこんな力が残っているとはな。流石はレンジャー・ピンクといったところか…だが!」
彼女の頭を両手で掴むと何かを外す仕草をする
「どうだ、驚いたか?弱った貴様らのマスクなど簡単に外せるのだ」
拒む理由を話の流れで潰してしまうと再び景子の顎に手をかける
少し時間をおいて、ゆっくり力を込めると諦めたかのように少しづつ景子の顔がこちらに向いてきた
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