私は「もりたか まり」歳の離れた夫と、10歳になる娘「ちさと」の
母親です・・・。
職業は介護施設のスタッフ・・・一応、チームリーダーで責任もある。
夫とは大学で教授と生徒の関係から一緒になった。
私は就職で、いずれは訪れる夫の介護も考えて、今のお仕事を選んだ。
毎日大変だけど、それなりに充実した生活をしている。
なかなか、子宝に恵まれず、半ば諦めていた時にちさとを授かった。
それ以降、夫は孫を見る様にちさとを溺愛し始めていた。
それに連れて、夫との夜の営みも減り、女盛りを迎える私は徐々に欲求不満
気味になっていた。
その欲求を解消するかの様に、お仕事に打ち込んでいたのだった。
チームリーダーとは言え、お仕事をこなして、シフトを組むなどのお仕事を
やっている状態で忙しさに娘のちさとにかまえない状態だった。
それでも、ちさとはすくすくと育ってくれて手の掛からない子だった。
今日も学校が終わると、施設にやって来て私を手伝ってくれる。
と言っても入所者の相手をしてくれているのだけど・・・。
利用者達にも可愛がられて、いずれは自分もこんなお仕事がしたいと言ってくれる。
今日は新しいスタッフが来てくれると聞いている。
どんな人だか知らないが、未経験者だそうだ。
それでも、人手が足りないから居ないよりはマシ・・・。
そんな風に思っていた。
次の日、スタッフルームで待っていると言う事で、私がレクチャー
する事になり向かうと・・・。
まり
「施設長から話は聞いてるわ・・・介護の経験はないのね・・・
まっ、人手が足りないから居ないよりはマシね・・・」
身に付けている名札を指差して
まり
「一応、リーダーをやっている・・・もりたかです・・・よろしくね」
仕事の流れを簡単に説明して、一緒に部屋を出る。
まり
「今日は1日私についてきてくれる?」
今日は疲れる日になりそう・・・。
利用者さんの部屋に入ると彼を紹介する。
まり
「彼は浜中くん・・・今日からスタッフですよろしくお願いしますね」
そう言いながら、慣れた手つきで排泄処理をする
前屈みになりオシメを交換するところを背中で見せる。
彼の視線が私の制服のパンツから薄っすらと浮かぶパンティーラインに
向いているとは思いもしていない。
ぼっとしている彼に・・・
まり
「もっと、前に来ないと交換の仕方見えないでしょう!・・・ほら!」
ちょっとヒステリックに檄を飛ばしてしまう。
あっと言う間にお昼休憩になっていた。
まり
「食事は外へ食べに行ってもいいからね・・・」
彼には言ったが、近くのコンビニでお弁当を買いスタッフルームで食べている。
私が弁当を持ってスタッフルームに行きテーブルに座る。
まり
「忙しいけど、午後は、洗い物と掃除をよろしくね」
浜中くん
「あっ!はい」
彼は食べ掛けていたコンビニ弁当を口の中にかっ込むと
まり
「そんなに慌てて食べなくっても・・・」
私は思わず微笑んでしまう・・・。
彼も一緒になって笑う・・・。
何だか打ち解けて、休憩時間一杯まで世間話しをした。
私は同年代で結婚している事、10才になる娘がいる事。
学校が終わるといつもここに来ている事も話してしまう。
休憩時間が終わり彼は流し場に立つ。
洗い物をしながら利用者さんに接している、私を見ていた。
車イスに座る利用者さんの目線を合わせる為にしゃがみ込み
制服の上着とパンツの間から色白い背中がチラチラ見せてしまっていた。
彼が近付いてきて初めて気配に気が付き振り向いた。
浜中くん
「あっ!もりたかさん・・・すみません・・布巾はどこにありますか?」
ごまかすよう言い訳する浜中くん・・・。
まり
「ああ、言ってなかったわね・・・倉庫にあるわ・・・一緒に行きましょう
一通り覚えるまではなんでも聞いてね」
同年代の私達、打ち解ける迄に時間は掛からなかった。
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