絶頂に耐え苦悶の表情を浮かべるみやびを見ながらクリを撫でていた指を離し、駐車場に車を停めた。
「さぁ、行くぞ…」と、声を掛けるがすぐに動けないみやびと見つめ合っていた。
(ふふっ…食事中もたっぷりと感じさせてやるからな…普通じゃ満足出来ない身体にしてやる…)
「ほら、早く行かないとここで恥ずかしい事させるぜ?」
いっそ、その方がマシだとみやび一瞬頭をよぎるが、ようやくグッタリした身体に鞭を打って車を降りた。
土曜日の昼時とあってかファミレスの店内は賑わっていた。
席に案内された2人の回りにも家族連れやカップルでいっぱいだった。
「ここなら…多少声を上げても気づかれそうにないな…」
田辺は含みのある言い方をしながら今はローターの振動はなく落ち着いたみやびにそう言うとメニューを広げて何を頼むか見始めた。
「好きなもの食べていいからな…ちゃんと体力はつけとけよ…」
田辺はすでに注文を決め、みやびが決めるのを待っていた。
みやびも決まったらしく、店員を呼ぶボタンを押すと、程なくして男性店員が現れた。
それを見た田辺は注文をしながらローターのスイッチを入れ、みやびの反応を楽しんでいた。
【体調を崩されてたんですね。
最近、昼と夜の寒暖差が大きいですからね。
熱は下がったようですが、あくまで無理をなさらずに…】
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