「あっ、ありがとう凛花さん。」
泣きそうな顔に嬉しさをにじませる優。
その表情に、優の為ならこれでよかったと自分の選択を正当化させる凛花、内に秘めた翔太に抱かれたいという思いを気のせいだと無理やり思い込みながら・・・。
「ねぇ凛花さん、このまま一緒に寝てもいいかな?」
凛花に優しく抱きつき、このまま一緒に寝たいとお願いする。
当然受け入れるものの、すでに勃起しなくなった優のペニスが足に触れると、自分だけ満足した優と凛花を嫌というほど満足させた翔太を比較してしまい、悶々としてしまう。
そして翌日、優から翔太にメッセージが届く。
「昨日はありがとうございました。
それで、凛花さんと2人で話をしまして、もう一度会ってもらいたいのですが大丈夫でしょうか?
今度は翔太さんに撮影までお願いしたいです。」
すると、すぐに返事が届く。
『こちらこそありがとうございました。
俺もぜひともまた逢えたらと思っていたので、ぜひお願いします。
それで、優さんが満足できるプレイにするために2つほどお願いがあります。
次回は凛花さんが無理なく楽しめるように、朝9時集合で18時ごろに解散でお願いしてもいいですか?
この間は少し疲れてしまったみたいなので。
もし凛花さんが延長を希望した場合のみ、もう少し時間を延ばすかもしれません。
あと、凛花さんは本当に優さんのことが大好きみたいなので、できたら心のケアのために会う日の前日まで毎日セックスをしてあげてもらえますか?
その方が凛花さんも俺と会うときの負担が減ると思うので。』
こんなやりとりが続き、前回のセックスからちょうど一週間後に2回目の寝取られセックスの約束が取り付けられる。
凛花と優を思った提案のように見えるが、凛花に言ったように一日中抱き潰し、凛花を優の拙いセックスで焦らすための提案。
「・・・凛花さん、予定が決まったよ。
来週に翔太さんと会うことになりました。
それと、この間は凛花さんに少し無理をさせてしまったから、今度は朝から夜まで、ゆっくりと会いたいって。」
他の男性に抱かれるための予定なので少し気まずそうに伝える優。
凛花の話ではすぐにセックスは終わったはずで、無理をさせたという翔太の言葉に少し違和感を覚えながら。
「それで、今日もまたいいですか?」
少し頬を赤くしながら、凛花を誘う優。
連続で誘われるようなことは今までなく、以前なら嬉しいはずだった。
しかし翔太とのセックスを体験した今、優とのセックスはイけない・あまり気持ちよくない時間になってしまい・・・
そのまま翔太と会う日まで毎日のように誘われ続け、どんどん悶々とした気持ちが溜まっていく凛花。
優側にも変化が。
翔太との約束の2日前、セックスを終えると、少し仕事が残っていると凛花を残して一人寝室を出る。
その手にはスマホが握られており、翔太からの1通のメッセージが。
『前回、凛花さんが撮影できなかったらマズイと思って隠し撮りさせてもらいました。
これを公開することはないので、凛花さんには内緒で優さんだけの秘密にしてください。』
凛花の映像だけでは満足できなかった優は、凛花にバレないように夜に見ることにした。
映像を開くと、初めは談笑しながら徐々に堅さがなくなっていくのが伝わってくる。
しかし翔太の手が凛花の身体に伸びると、一気に雰囲気が変わっていく。
激しく反応するものはないものの、明らかに男女の逢瀬に。
そして凛花の「…だからっ、もっと強く、激しくしてって言ってるの…っ!!」の声が響いた途端、凛花の嬌声が響き始める。
そのままセックスになだれ込み、最初は優も見たことがある映像が流れるが、翔太が突き上げ始めると聞いたことがない声が。
今まで優とのセックスでもイってくれているはずなのに、映像の凛花は全く違う。
普段の甘えさせてくれるような余裕もなく、翔太のなすがままに絶頂を繰り返す姿。
「え・・・凛花さん・・・
なんで、僕とのセックスと全然違う・・・
・・・気持ちよくなかったって・・・気持ち悪いだけだって言ってたのに・・・」
倒れ込んでもなお体位を変えて犯される凛花。
正常位になったため凛花の姿は見えなくなったが、嬌声だけは聞こえてしまう。
会話は聞き取れないものの、最後に「っ、ぅっ、ぐ…ぅっ、もっと犯してください…っ、さっきみたいにめちゃくちゃにっ、無理やりイかせて…ください…っ!!」という叫びが響いて映像は終わってしまう。
本当は過去に見たことがある翔太の映像と同じように犯されてしまった凛花。
それを自覚して自然と涙が出てくるものの、ペニスはかつてないほどに熱を帯び、すでに凛花とセックスをしたはずなのに扱く手は止められない。
見てはいけない姿を見た興奮と気持ちよさ、くやしさ、悲しみが混ざり、よくわからない感情になってしまう優。
そして翌日、明らかにテンションが低く凛花に心配されながらも普段通りに接しようとする優。
仕事を終え自宅に帰り、今までと同じように凛花を抱き終えて・・・
「・・・凛花さん、翔太さんに抱かれるの、本当に大丈夫?
本当に嫌なら、僕からやっぱり辞めたいって言ってもいいよ。
凛花さんが本気で嫌なら、無理やりしてほしいわけじゃないから・・・」
【すみません、昨日は寝てしまいました。
映像を見てのシーンだったので中途半端に切るのはと思い、かなり長くなってしまいました。
現在はまだ不安が大きいですが、優には徐々に寝取られでないと勃起できないような寝取られ性癖を強めていきたいと思っています。
一応、次回から翔太と会う展開にもって行く予定です。】
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