「あ・・・うん。
ごめんね、ゆっくり休んでね。」
嫌がっていた凛花に寝取られセックスをお願いしたため詳しく聞くこともできず、凛花を寝室に送り出す。
そして一人になって凛花から送られてきた動画を見る優。
すでに股間は硬くなり始め、スマホの画面に見入ってしまう。
(凛花さん、僕以外と本当にセックスしちゃったんだ・・・翔太さんのって明らかに僕のより大きいし・・・大丈夫だったのかな?
あぁ、凛花さんに入っていっちゃう。
・・・僕とだとローションがいるのに、翔太さんのはそのまま入っちゃうんだ。
やっぱり準備とかが違うのかな。
感じている声はいつもと同じだけど・・・もっと気持ちよさそうだな・・・
でも、翔太さんの普段の動画みたいに喘いでいるわけじゃないし・・・)
普段の自分とのセックスではリードしてくれ、乱れた姿は見せないものの感じている声は出してくれている凛花。
対して動画では、どこか余裕がなさそうな様子。
自分のセックスとは違いローションもなしに挿入できている様子に少し思うところはあるものの、自分の都合のいいように自己解決する。
(で、でも凛花さんも僕とセックスしているときの方が感じた声を出してくれてるし、きっと大丈夫なはずだよね。)
凛花が優に乱れた姿を見せないように必死に演技をしているのに気付かず、心のどこかで翔太に取られることはないはずと安心してしまう。
しかし、短い動画は凛花がイくことも翔太が射精することもなく終わりを迎えてしまう・・・
(えっ、ここで終わりなの?
凛花さんは気持ちよくなくて嫌だったって言ってたけど、なんでこんなところで止めちゃうの?
凛花さんが嫌いな相手とカフェに行ったり手をつないだりするなんてないだろうし・・・)
スマホの画面を凝視しながら片手で翔太とは比べるまでもないサイズのペニスを扱く。
このまま凛花がイきそう、そんなタイミングで動画は終わってしまい、消化不良になってしまう。
(・・・もう一回お願いしたら絶対に怒るよね。
でも、こんな動画じゃ・・・)
少し時間が経ち、凛花の元を訪れる優。
「凛花さん、あんまり寝ちゃうと夜に辛くなっちゃうよ。
ご飯準備したから一緒に食べようよ。」
凛花を起こして夕飯を一緒に食べる。お互いに何とか日常通りに過ごそうとしているのか、普通に話をしたりしながら、普段とは変わらない雰囲気。
食事を終えると・・・
「・・・凛花さん、疲れてるかもしれないけど、今日一緒に寝たいな。
ダメかな・・・」
凛花と深い関係になってからほとんどない優からの夜の誘い。
翔太とのセックスはあくまで演技で、自分が愛している・抱かれたいと思えるのは優だけだと確かめるように受け入れる凛花。
「凛花さん、大好きだよ。」
触れるだけのキスに始まり、軽く胸に触れる。
翔太の女性を屈服させるためのむさぼるようなセックスとは明らかに違う弱い雄。
「じゃあ凛花さん、挿れるね。」
翔太のように凛花をたっぷりと感じさせるようなこともなく、ローションで準備をしてゆっくりと挿入する。
しかし翔太のように膣内を満たすこともなければ、奥まで届くこともない。
(いつもより入りやすいような・・・
きっと気のせいだよね。)
優としては普段よりも締め付けがないように感じるものの、気のせいだと片づけてしまう。
そして数分腰を振ると・・・
「凛花さん、ごめん、もう出ちゃう。
あぁ・・・
・・・凛花さんも気持ちよくなれたかな?」
凛花を満足させることもなくすぐに射精してしまう優。
普段はここで終わってしまうが、翔太に取られるのが怖いのか2回戦にも臨むが、凛花を満足させられるような強いセックスができるはずもなく・・・
そしてセックスを終えた暗い部屋の中で、凛花に切り出す。
「・・・凛花さん、一生のお願いです。
もう一回だけ翔太さんとセックスをしてもらえませんか?
・・・今回の動画だとほとんど撮影ができていないし・・・
僕、自分に自信がないから、翔太さんとセックスをしても凛花さんを自分で満足させられるんだって自信を持ちたいんだと思うんです。
だから・・・お願いします・・・」
泣きそうな表情で凛花に翔太との2回目の寝取られセックスを求める。
他人の男に凛花が乱される姿を見たいという性癖を、自身を持つために求めているのだと勘違いしたままに・・・
【優一人の描写ばかりになってしまうため、少し長くなりましたが進めさせていただきました。】
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