(無理っ、絶対優じゃもう無理…っ、こんなの覚えさせられたら…っ!)
凛花の全身はすでに力が入らず、翔太に腕を掴まれると、そのまま抵抗もなく、ぐにゃりと持ち上がる。
後ろから激しく突かれながら、胸は上下左右に暴れるが、一切の躊躇も感じず、ただ穴として扱われている。
「ぁ…っ、嫌っ、ぁっ、…ガッ、カハ…ッ!!」
片腕が首に回される。
その瞬間、首を絞められることがわかったが、嫌だと言いつつも、内心ドキドキ期待していた。
スマホの液晶に反射している自分の顔は、蕩けて弛んでいて、思わず目を逸らしてしまった。
(好きなところ、好きなこと…、もう全部バレちゃった…。)
「ぁっ、あ…っ、は…いっ、ぅぐっ…、ぅ゛っ」
呼吸を管理され、簡単な酸欠になりながら、ぼーっとする頭で答える。
イく寸前というのはもはや当たり前のようにバレていて、耳元でカウントダウンが始まる。
歯を食いしばり、今にもイきそうなのを懸命に堪え、よだれを口元から垂らしながらもう我慢した。
(カウント…おっそい…っ!早く、我慢限界…っ!!)
「ぃっ、イくっ、ぅぅっ、ぁっ、ありがと…っ、ござ…ぃ、ます…っ!!」
許可を鼻息荒く待ち続け、許しが出た瞬間、全身を大きく跳ねさせながら絶頂を迎える。
それと同時にゴムの中にも射精され、精液の放出を感じながら、今日一番深い絶頂を迎えた。
何に感謝したのか、自分でもよくわからないけれど、感謝の言葉を絶叫してしまった。
その後、頭が真っ白になり、電池が切れたようにベッドにぐったりと倒れ込む。
すぅ、すぅ…と深く息を吐きながら呼吸を整え、膣に突き刺さったままのゴムを引き抜く。
翔太のシャワー音を聞きながら、ゆっくりと落ち着きを取り戻し始めた。
(…なんか、流れでとんでもないことをたくさん口走ったような…。私、何してんの…っ!?一時の快楽であれこれ…っ、ああもうバカっ!!)
迎えたのは自己嫌悪。男で言うところの賢者タイム。
優への失礼な物言いや淫乱女のような言動、性癖の開示…、思い返すだけで青ざめるようだった。
床に落ちたバスローブを拾い上げて羽織り、シャワーから上がる翔太と目が合う。
「ぁの、えっと…、たくさん、あの…、色々言いましたが、全部嘘ですから…。」
言い訳にもなってな言い訳…。
それを自覚しており、翔太が返答する前に、ベッドから降り、入れ違いになるようにシャワー室に駆け込んだ
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