吉澤くん
「ちさとは、痛みや支配、管理をされると安心するんじゃないか?」
恍惚とした顔で聞いている私に再び鞭を打ち付ける。
もう背中と股間に鋭い痛みが感じられるが、それを上回る多幸感が溢れていた。
責められて耐えている自分に酔いしれていたのだ。
吉澤くん
「本当にちさとはよく耐えているよ。僕の為に頑張ってくれているんだよね。
ちさと・・・僕の奴隷になってくれてありがとう。
これから、ちさとを調教して性奴隷として躾をしていくからね。」
今迄のサブミリナル効果によって無意識の領域に性奴隷となることをずっと望んでいたと
インプットされてしまっていた私は、その言葉を聞いてとても嬉しくなり、安心してしまうと
張り詰めた緊張感が途切れ、そのまま意識が遠くなり、気絶してしまった。
暫くして目が覚めると休憩室でベットの上。
私のように倒れてしまう人もいるアトラクション・・・。
その時の為に救護所として用意されている。
吉澤くん
「目が覚めたね、ちさと・・・」
ちさと
(ううん・・・吉澤くんの声?・・・い、痛あ・・・)
木馬責めでの疼痛がまだ股間に残っている。
それがAIによる擬似体験ではなくリアルだったのだと認識させられる。
最初から身体検査ですべてを吉澤くんに調べられたのも事実なの?
私は吉澤くんの性奴隷になったの?と様々なことが脳裏に浮かんでくる。
ちさと
「だ、大丈夫・・・気を失っちゃたんだね・・・」
吉澤くん
「バーチャルとリアルと色々なことを体験したね。
大丈夫、ちさとは、僕のモノになったのは本当・・・。
リアルな現実だからね。
今日は、ちさとの処女を僕に捧げるんだよ。
これは、命令・・・」
自覚の無いまま、命令と言われてスイッチが入る。
ちさと
(私は・・・性奴隷・・・吉澤くんの・・・)
頭の中でこだまする・・・。
ちさと
「は・・・い・・・私は貴方のモノ・・・全て捧げます」
普段の私からは想像出来ない言葉・・・。
絶対服従を意味している。
だけど、何か肩にのし掛かっていたモノが取られた気がしていた。
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