虚構と現実の狭間で私は漂う・・・。
職場での関係はここでは逆転してしまっている。
それどころの騒ぎでは無い事は徐々に感じていた。
全く体験した事の無い状況が私を責め立てる。
無意識に被虐の感情を植え付けられている様・・・。
取り返しのつかないエリアに無防備で放り込まれた。
自分の趣味では無い・・・吉澤くんの嗜好が私の強がり
の隙につけ込まれているのだ。
ファンタジーな世界に浮かれていた私の意識はここに来て
完全に打ち砕かれた・・・。
自分の甘さを思い知る時が一刻一刻と近付いていたのだった。
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