吉澤くん
「すごいな、ちさとにそっくりだよ。」
その言葉に部屋の奥を見て驚いた。
独居房に私と同じ顔のAIがいたのだ。
私はここに残され、AIの私を独居房から連れ出して行く。
手枷を外して椅子に手を固定し、足も固定したあとにいくつかの電極コードを繋がれた。
首輪も椅子の背もたれと繋がれ、最後にヘッドセットを装着するとA Iの私の感覚が伝わってくる。
吉澤くん
「ちさとは、ここで管理番号253番の女囚体験ができるんだよ。」
そう言って独居房の扉を閉めた。
ここからはAIの私のリードを引いてアトラクションを進んでいく。
私には。ヘッドセットからAIの私の視覚が伝わってくる。
本当に湿っぽい地下室を歩いている感覚・・・。
まず、ひとつ目の扉に身体検査と書かれている部屋に入った。
持ち込み禁止品を持ち込んでいないか身体検査を行うところの様だ。
吉澤くん
「253番服を脱ぎなさい。」
部屋にあった鞭を持った吉澤くんは私に命令する。
ちさと
(え、服を脱ぐ?・・・そう思ったけど、彼と2人の時に言われた事は、素直に従っていたし、
なおかつ女囚の立場をサブミラル効果か、命令を聞かなくちゃいけないと思い込んでしまった。
すると手枷が外されるとAIが服を脱ぎはじめる。
私の意思では無い・・・羞恥心がある者に対して慣らす(いわば調教)為に自動生成された画像だ。
吉澤くんの目の前で私は裸になってしまった。
実際に脱いでいるのは、AIで自分ではないがヘッドセットから見える身体は、自分そのもの・・・。
私が脱いだ服を調べる吉澤くん・・・。
その先に進むと、髪の毛や耳の中まで念入りに調べられていき
吉澤くん
「口を開けなさい。」
私が口を開けると、ライトで口内まで調べられる。
吉澤くん
「次、壁に向かって立ちなさい、そして腰を曲げてお尻を突き出しなさい。」
床に足のマークがありそこに合わせて立つ。肛門と膣の検査だとわかる。
吉澤くんに全てを曝け出している気持ちになって行く・・・。
まだ、アトラクションは始まったばかり・・・。
AIによる虚構の世界だと思っていたが、エロくてかなりの特殊趣味・・・。
でも、吉澤くんの言っていたアダルトな世界は私には早かったと言われたく無い。
どうしても、挑発されると強がってしまう・・・。
独居房で一人だけなはずなのに・・・私は吉澤くんに全てを見られてる。
触られてる感覚も容赦無く感じていた。
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