「すごいな、ちさとにそっくりだよ。」
独居房にちさとと同じ顔のAIがいた。AIのちさとを独居房から連れ出すと代わりに、ちさとを椅子に座らせる。手枷の代わりに椅子に手を固定し、足も固定したあとにいくつかの電極コードをつなぐ。首輪も椅子の背もたれと繋がれた。最後にヘッドセットを装着する。
「ちさとは、ここで管理番号253番の女囚体験ができるんだよ。」そう伝えて独居房の扉を閉めた。
AIのちさとのリードを引いてアトラクションを進んでいく。ちさとには。ヘッドセットからはリアルの映像が流れている。
ひとつ目の扉に身体検査と書かれていた。
持ち込み禁止品を持ち込んでいないか身体検査を行うようだ。
「253番服を脱ぎなさい。」
部屋にあった鞭を持った吉澤はちさとに言う。
服を脱ぐ?そう思ったけど、吉澤と2人の時に言われた事は、素直に従っていたし、なおかつ女囚の立場を刷り込まれているちさとは、命令を聞かなくちゃいけないと思い込んでしまった。すると手枷が外されるとAIが服を脱ぎはじめる。
吉澤の前でちさとは裸になってしまった。実際に脱いでいるのは、AIで自分ではないがヘッドセットから見える身体は、自分そのものに見える。
脱いだ服を調べる吉澤…その後…
髪の毛や耳の中まで念入りに調べられて、「口を開けなさい。」
ライトで口内まで調べられる。
「次、壁に向かって立ちなさい、そして腰を曲げてお尻を突き出しなさい。」
床に足のマークがありそこに合わせて立つ。肛門と膣の検査だとわかる。
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