ライドが走り出しす。まだ、ゆっくりと頂点に向けて上る。それでもあまり余裕がなく、安全ハーネスだけど身動きできないちさとをじっと見つめる。
まだ、笑みを返す余裕はあるけど、だんだんと緊張した顔に変わりはじめる。
ちさとの笑みも良い。
病院で真剣な顔をしているのも良い。
そして、緊張に引き攣る顔…最高だな。
いちばん上にライドが到着する。
ガクっと大きな揺れと共にスピードを上げて落下をはじめた。
ちさとを見る…浮き上がる身体は、ハーネスで固定されて動けないが顔は左右上下の揺れに合わせて振られていた。フワッと浮く身体、カーブで押しつけられる身体が恐怖感と緊張による興奮で快感に変わっていく。
そんなちさとを見つめているのがとても楽しい…自分でもドキドキが止まらない…
そんな楽しい時間だが、あっと言う間に終わってしまう。
ちさとのスカートは捲れたままだ。
「うーん、楽しかった。」とちさとに伝えるとちょっと放心気味なちさと。
捲れたスカートをちさとにわかるように直しました。(僕は、ストッキング越しに下着まで見てしまう)
「係の人に見られちゃってるね。でも、みんなそうだから気にしなくても平気だよ。あとでもう一回乗りたいな。」
ライドが止まり、係員がハーネスを外してくれる。しっかりと締め付けられていたのが、緩み身体が自由になる。
吉澤はちさとの手を取り、ライドのシートからちさとを立たせます。
「おっと…」足に力が入らずよろけるちさとを抱くように支えて歩きます。
そのまま、アトラクションの出口に行くと、写真が画面に映って販売している。ハーネスに固定されてスカートがめくれて、少し恍惚な顔のちさと…
「写真、二枚お願いします。」吉澤はその写真を記念にと買って一枚はちさとに渡しました。
「ちさとの顔、ゾクッとするほどいい顔…」としっかりと顔を見て伝えた。
そして次は、ホラーハウスへ歩みを進める。『女囚刑務所〜拷問の館』へと…
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