カメコの信じられない要求に驚きと戸惑いの表情を見せる私、しかもそれを聞いた他のカメコもそのカメコを注意してくれるどころか同意して私に煽ってくる者までいる。そして戸惑う私を見て期待したカメコ達は皆私を逃がすまいとガッチリと隙間のない壁を作って私を取り囲む。その円陣は更に数歩前進して彼らと私の距離はもう2m程の距離しかない。
そしてそれらのカメコは皆スマホやカメラを私に向け、信じられない事に中には堂々とカメラを地面スレスレに置きローアングルから私を狙ってくる者までいた。
その中で困惑する私に最初にそれを要求したカメコから聞きたくなかったあの掲示板での出来事に関する言葉を聞くのだった。
「あ…あの、掲示板のお楽しみ、っていったい何の事だか、あの時私、コンビニで私を見たって人から脅されてキッチリ断った後寝てしまって掲示板の事は・・・、朝になって起きてから確認した時にはスレごと消えててあの後どうなったかなんて全然分かんないんですっ!」
弁明の為に言った一言、しかし気が動転してしまっている私はその言葉が掲示板の書き込みが自分であると自白しているという事になってしまっている事に気づかず、気がついたのはそのカメコが一旦キョトンとした後すぐにニマァっと気味の悪い笑みを浮かべて時だった。周囲のカメコにも同様に笑みを浮かべた者がいて私が視界に捉えた中だけでも5~6人に及び、私はその者がスレッドの住人だと言う事が判断できた。
「と、とにかくオナニーなんて無理です!こ、ここを通して下さい、さもないと大声を出しますよ?…」
私はローアングルから逃れるために足を閉じて身体を捩らせながらスカートを手で押さえ、羞恥で目頭に涙を潤ませた状態ながらも強い表情で目の前のカメコを睨み、私を取り囲むカメコ達にも牽制と威圧をかけるのだった・・・。
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