多数を取ることになり満場一致で教育委員会への報告が決まった。
「では教育委員会への報告ということで進めようと思いますが。会長代理。よろしいですか?」
と秋川先生に聞いた副会長。秋川先生は
「救済措置もなく教育委員会への報告では可哀想なので林先生に選択させてあげたらどうですか?」
と提案した。
「提案とはどのような?」
と副会長が言ったので秋川先生は
「このようなことをしているのですから我々ともしていただければ許すというのはどうですか?」
「なるほど。いいですな。」
と満場一致で決まり秋川先生は
「林真理子先生。どうするのか。決めてください。」
と宣告した。
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