数日間は何事もなく過ごしていた私ですが、校長先生(三橋権蔵)から、PTAの役員の方から話があるから、放課後になったらミーティングルームに行くように言われました。
私は言われたように、放課後ミーティングルームに行くと、秋川先生と5人の男性役員の方がいました。
「失礼します」
「よく来てくれました。真理子先生。
貴女は教職員でありながら、いかがわしい店で働いて、男性と性行為をしているという話を耳にしていますが、本当ですか?」
「そ、それは・・・」
「まぁ、これを見てもらいましょう」
そう言って、リモコンのスイッチを押すと、正面の大型液晶テレビ画面に、喫茶店での鬼頭と真理子の性行為の映像が流される。鬼頭の顔は見えない。真理子は下から突き上げられて、腰をくねらせながら甘い声で喘いでいた。
「うそっ、見ないでぇ」
真理子は、テレビ画面の前に立ち、隠そうとする。
「つまりこれは貴女で間違いないと」
「はい」
言い逃れできず、私は認めました。
「真理子先生には、失望しましたよ。
これに対して教育委員会報告するか、役員によってその是非を多数決で、決めようかと思います」
「わかりました」
「では皆さん、報告するべきだと思う方は手を上げてください」
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