みやから連絡がきた。
なんとも言い難い喪失感が私自身を襲った。
みやの決断を尊重すると言った事を、ひどく後悔した。
今夜は、大人しく待つしかなかった。
野村の場合・・・・
ホテルに着くなり、お金を要求された。
援助額がいくらなのか、はっきり言ってこなかった。
少なくてケチな男と思われたくなかったので、5枚入れて渡した。
『マネジャーと付き合ってるわけじゃないから・・・・。
藤崎こそ、毎回、ホテルでパパ活してるんだろう?』
揶揄われたと思ったので、皮肉で返した。
藤崎がさっさと服を脱ぎだした。
桜色の上下お揃いの下着、夢にまで見た藤崎の下着姿だった。
藤崎は、俺のそんな感慨に浸る時間など考えず、俺の前に跪きパンツをおろした。
俺の肉棒は、腹に付きそうなほどいきり立っていて、藤崎は躊躇いもなく口に含むと、
舌と、唾液と指を使い、フェラを始めた。
俺は、初めてのフェラにあっという間に昇天し、藤崎の口の中に精液を放出した。
驚いた事に、藤崎は、口の中を見せ、妖しく笑みを浮かべ、ゴクンッと俺の精液を飲み干した。
俺のは、いや、精液ってどんな味がする?匂いは?
驚く俺を見ながら、藤崎は私はこういう女だよ、と言い放った。
なんで悪ぶってる?俺の知ってる藤崎はもっと清純だったのに、誰が変えたんだよ。
喉まで出かかった質問を飲み込み、シャワーを先にとだけ言った。
俺が考えていた藤崎とホテルに行ってというのとは、勝手が違っていた。
藤崎はあくまでビジネスライクに俺と一晩を共にするつもりのようだった。
思っていたことは、甘い甘い夢のまた、夢のようだった。
『俺、初めてだから、藤崎に教えて欲しい。』
やっとの思いで言葉を発した。
ほんとは、もっと優しく教えて欲しいと言いたかったのに。
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