結局、私も虫取りに着いていかなければならなくなる。
二人を公平さん一人に任せる訳にもいかず、気乗りはしないがついて行く。
神社の辺りは雑木林が生い茂り、祠に続く参道だけは手入れをされている状態だった。
公平さんはなんの躊躇もなく、林の中に入って行く・・・。
その後を追って子供達もついて行った・・・。
私はと言うと虫の中でも、蜘蛛やゲジゲジは特にダメ・・・。
足元や目の前を注意しながらついて行った。
公平さんは次々に蝉を捕まえながら、慎吾ちゃんとゆうかちゃんの首に下げた
虫かごに入れていく。
私からすれば気持ち悪いだけなのだが・・・。
その公平さんが見えなくなって、慎吾ちゃんが追いかけていくのが見えた。
転んだりしたら大変・・・私は無我夢中で追いかけた。
すると、慎吾ちゃんが薮を指さしておじさんがシーシーしてると私に言った。
その方向を見ると、公平さんが用を足して丁度こっちに向きを変えるタイミング。
私は咄嗟に、慎吾ちゃんを抱えて座り込んだ・・・。
見てはいけないモノを見た様な・・・そんな気持ちからだった。
その時、ブーンと大きな羽音がして私の胸になにかとまった。
慎吾ちゃんが、ママそれカブトムシと言った。
爪を私の水着に立てて、カブトムシはモゾモゾ動き出した。
オスのカブトムシでかなり大きい・・・。
私は堪らず悲鳴を上げてしまう・・・。
胸にとまって角で丁度、乳首の辺りを突っついたかと思うと向きを変えて
しゃがんで開いていた股間に向かって這い出した。
私の悲鳴で、公平さんとゆうかちゃんも私の方へ来た・・・。
慎吾ちゃんは慣れない手つきで、カブトムシを取ろうとするが
余計に爪を水着に食い込ませて、怖いけど変な気持ち・・・。
公平さんも笑って見ている。
はるな
「こ、公平さん・・・取ってください・・・いやあ」
(これ以上されたら・・・私・・・)
私に動かないでと言いながら、指を水着のクロッチの裏側に入れて
爪を注意しながら取ってくれた・・・。
私は子供の前で恥ずかしい格好をさせられ、最後は爪でほつれたところを
指で触られる・・・丁度、クリトリスをこじられる感覚・・・。
それでも私は怖くて動けない・・・。
公平さんは虫かごにカブトムシを入れて、もう大丈夫と起こしてくれた。
それから、お店に戻り冷たいモノをみんなで飲ませて貰って一息つく。
子供達は日陰で、風通しの良いお店の中で、遊び疲れて眠ってしまった。
私にも一緒に横になったらどうかと勧めてくれる。
私もちょっと眠くはなっている。
その時慎一さんのことを聞かされた。
今夜来ると思っていたが、同窓会が明後日とにあるって事はきっと明日の
夜になるんじゃ無いかと思った。
今日の下着は空振りだ・・・消沈した私は眠気も強くなり、今日は子供達と
横になり鬱々し出してしまった。
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