シャワーを浴びてやっと正気に戻った・・・。
しかし、公平さんに報告した手前今更しない訳にはいかない。
それに、報告しなければならないのだ。
まるで飼犬の様な、今の私・・・。
正気に戻ってしまうと後悔が湧き上がる・・・。
意識の中に慎一さんや子供達の面影が浮かんでは消える。
しかし、今の私は公平さんの欲望を満たすだけが私の喜びになっている。
慎一さんや子供達を欺いてしまっている事に後ろめたさは感じるが
それ以上に快楽に溺れているのだ。
報告し終わって眠りにつく・・・。
次の朝公平さんのコールで目を覚ます。
一緒に居る時と同じ様に、朝の挨拶に始まり、裸のままで
公平さんのモノが映るスマホを跨ぐ様にして擬似セックスに
耽って行く・・・。
そして恥辱にまみれて朝が始まる・・・。
正直、もう限界が近いと感じていた。
私は転職サイトを見る様になった。
お仕事柄、どこででも働ける私の資格・・・。
慎一さんの実家近くで県立病院のスタッフ募集が出ている。
どこの病院でも人手不足は深刻なのだ。
その上、待遇は今よりも良い・・・。
ここなら・・・公平さんに・・・慎一さんより子供達より
そう思ってしまう私だった・・・。
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