しかし、子供の眼差しは鋭い・・・。
その上、思った事を屈託なくモノを言う・・・。
私が日頃着けていないモノが首に着いている事に気付いて
ママ、首に着けてるのなに?と不思議がって聞いてくる。
余りにも唐突に聞かれ戸惑う私・・・。
慎一さんも気にはなっているみたいだが敢えて触れない。
私と離れて、何か変化があった事を気付かれた?・・・。
そんなはず無い・・・でも・・・。
私は更に破廉恥な自分を責め出していた。
言葉に詰まった私に、慎一さんは気を効かして話をはぐらかす。
私はおやすみの挨拶をして電話を切った。
今すぐにでも行きたい・・・。
公平さんのところへ・・・。
もう、私には妻と母親を演じている様に感じていた。
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