お仕事中ずっと不定期にバイブが唸る・・・。
放射線科の部屋では電波が届かないのか動かない・・・。
でも、病室でも処置室でもナースステーションでもお構いなしに
唸りを上げる・・・。
その度に、自分の携帯をとるふりをする。
私達看護師には、ここの病院ではナースコールはスマホ型だ。
それが胸のポケットに入れている。
これもバイブするので、乳首の露出している私のブラでは
股間のバイブ同様に私を責め立てる。
悶々としながら、まだ体裁を保てていた。
そんな私にまた、公平さんからのメールが届く。
慎一さんや子供達は変わり無く過ごしていると・・・。
ただ、公平さんはそんな家族の目の前で、私の痴態を見ていると言うのだ。
それは、寝取った自己満足感からなのか・・・。
興奮が伝わる。
私には罪悪感が湧き始める・・・しかし、もうその事すら快感に
なり始めていた。
病院内にある託児所に久々に顔を出す。
子供達を預けていた所だ。
慎吾ちゃんと同じ位の男の子が遊んでいる。
更に私の罪悪感は強くなる・・・。
聖職で、母である私はもう、おかしくなっている。
罪悪感を余計に感じる場所に来ているのだから・・・。
そして、公平さんにメールを入れる。
はるな
〈公平さんと別れて、メス犬のはるなは寂しいです。
今夜は帰っても公平さんは居ないのですから・・・
子供達とテレビ電話で話してみます。
寂しい思いをさせて申し訳ない事を・・・ママはこんなに
変態になってしまった事を言えないけど・・・
せめて罪滅ぼししてあげたいと思います〉
しかし、心の中では、そんな秘密を持ちながら、作り笑いして
話すであろう自分に酔っている。
全ては公平さんに操られていると知らないで・・・。
(公平さん、おはようございます。
今日は寝苦しくって起きてしまいました。
季節の変わり目で、風邪をひいたのか鼻詰まりです。
公平さんも風邪などひかない様に気を付けてね。
今日お仕事行けば、お休み・・・頑張ります。
夜は一人で寝たり、旦那様と寝たりとバラバラです。
今日も元気で、いってらっしゃい)
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