私達が電車に乗り込み、席に着くと窓際にまで来て何か言っている。
バイバイと手を振っている様だが、同時にバイブが動き出す。
子供達は名残惜しそうに手を振っているが、私は逃げられない快感に
耐えるしか無かった。
出発のアナウンスがあり、列車は出発した。
暫くは会わずにいられる・・・このままじゃおかしくなる。
でも、慎一さんにバレずに居られるのか・・・。
不安しか私には無かった・・・。
列車に揺られて、子供達は眠ってしまう・・・。
この寝顔を見るたびに私の心は張り裂けそうであった。
そんな気持ちのまま、私達を乗せて列車は私の街に戻って行った。
自宅に戻った時には、もう夜・・・。
夕ご飯を食べて、子供達を寝かせてから慎一さんは帰ってきた。
はるな
「お帰りなさい・・・あなた」
慎一さん
「手間を掛けたね・・・ただいま」
久しぶりの夫婦の時間・・・。
だけど、公平さんからメールが入る・・・。
遠く離れても、束縛したいのだ・・・。
慎一さんに抱いて貰うことも出来ず、添付された画像は私を責める。
しかし、慎一さんは疲れているのか、私に気を遣ってか食事を終えると
お風呂に入って眠ってしまう・・・。
また、私は悶々としたまま眠りにつくしか無かった・・・。
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