「そんな!自分のためだなんて。
私は宏樹さんに勧められて入院したんです。
宏樹さんのために変わろうと思っただけで共有自分からマゾヒストを望んでた訳じゃありません。」
琴音先生の嘲笑気味の言葉を、反射のように否定する私。
けれど身体はこの一週間の治療をよく覚えています。
膣口に触れる腟鏡の冷たい金属の感触は、やがて膣を大きく拡げられる前兆。
それを想像すると、自然と愛液が腟内から溢れてきました。
「あ…は……冷たいぃ。
先生…いつもより大きく拡がって、感じますぅ……」
いつもよりサイズの大きな腟鏡。
仰向けで下半身に視線を向けられませんが、感覚的にも膣が普段よりも拡がって快感を強く感じます。
神経を腟内に集中し軽く目を伏せると、ベッドが操作され、頭の側の半分が角度をつけて上体を斜めに持ち上げます。
すると今度は、私の両脚の間に入って腟鏡や他の器具を準備する琴音先生の姿までよく見えるようになりました。
「あああ…膣が、膣が拡がってメリメリ音を立てています。
辛い…だけど嫌じゃないんです…!」
腟鏡が開き、これ以上拡げられると裂けてしまうんじゃないかと恐れるほどに膣を開かれる私。
悶えながらそれに堪えると、今度は真正面の壁のモニターにスイッチが入り、真っ赤な背景に白い二種類の粘液がまとわり付いた様子が映ります。
一瞬何だか判りませんでしたが、すぐにそれが私自身の腟内だという事に気づきました。
白い粘液のうち、半透明なものは私の愛液。そしてところどころゼリー状に固まって黄ばんだものは、夫である宏樹さんの精液。
それを見せられ、あるいは琴音先生に見られて、恥ずかしさに顔を両手で覆ってしまうのですが、今度はそこに、入れられ慣れた金属の棒も差し込まれました。
それが宏樹さんとの性交の証を越えて進んでいくと、鋭い快感が沸き起こります。
金属の棒は、私の子宮口…ポルチオを開発したものなのですから。
「ああー…あっ…あーー……
先生、私、これ好きですぅ…
宏樹さんのペニスは小さくはないけれど、ここまでは届かないから、教えても気持ちよくなれないんです……ああぁ……もっと出し入れしてぇ……」
先ほどまでは従順に従いながらも夫を立てようとしてきた私。
けれどポルチオを刺激された途端に、遠慮なく喘ぎ声を撒き散らします。
M字開脚のまま、快楽に濁った両眼は、モニター上で金属棒に弄ばれる子宮口をじっと見つめていました。
【おはようございます。
今夜は20時台に来ると思います。】
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