「ん…あ、いや…ごめんなさい…寝ちゃってた…。」
秋菜の存在を感じてはいたものの、今初めて気づいたような振りをして少しだけ驚いた様子を見せながら答える。
これまで秋菜の視線を気にしたことはなかった、意識するとこうも違うのか。
怒張する股間は治まりがきかない状態ではあるが、あまり気にする様子も見せず堂々と。
さすがにずり下がった短パンをそのままにするわけにもいかず、そっと持ち上げようとした矢先。
がちゃん、とひと際大きな、何かが割れる音。
その視線の先では飲みかけのオレンジジュースがこぼれ、入っていたグラスが砕けて飛び散っていた。
「あ、ごめんなさい…、飲み切らずに置きっぱなしにして…。」
謝罪の言葉か聞こえているか否か、そんなことを気にする様子もなく、割れた圭祐洋のコップの心配。
そしてそそくさと破片を丁寧に集め始める。
偶然か…くっと尻を持ち上げた四つん這いの体勢で圭祐に背を向ける。
肉付きの良い…母親という身になってもなお男を興奮させる身体つきは健在か。
その尻肉に釘付けになってしまう。
「あき…な…さ…。はぁ…。」
こちらに背を向けていることを良いことに、その双丘を凝視する。
こちらから仕掛けたような勃起したモノを意識させる動きの過程があっただけに、今度は秋菜が見せつけている、等とは夢にも思わない。
(秋菜さん…お尻…ぱんつ…、透けて…。)
「ぼ、僕も手伝うよ。」
あからさまにその場で四つん這いに伏せ、飛び散った破片を拾いながらも視線は秋菜の尻。
息がかかりそうなほどの至近距離、少しバランスを崩せば顔事その柔らかい肉の枕に飛び込んでしまいそうなほど。
(見たい…この中…。スカートの…中…。
秋菜さんのパンツ…パンツ…パンツ…。)
血走ったかのようなその視線は、何時しか周囲に破片が散らばっていることが頭から離れてしまう。
あと数センチ…無意識に伸びる指先。
さらに先に手を伸ばそうと、反対の手を床についたその時、
「っ…。」
指先を破片で切ってしまう。
慌てて消毒…絆創膏…の前に、その指先を口に含む秋菜。
「秋菜…さん…。」
柔らかい舌の感触。
無意識に、その感触を楽しむように指先を動かしてしまう。
絶妙なラインで互いを興奮させ、自らを興奮させる振る舞い。
少しずつ考えてしまう。
透け気味のスカート…浮きやすい柄の下着…、そしてお尻を突き出して掃除…。
(まさか秋菜さん…わざと…。)
そんなことを考え始めながら、反対の手は股間へ…。
勃起したままのモノを、その竿をきゅっと握りながら、もし秋菜がまだ意識していれば気づくだろう角度で大胆に扱いて見せる。
「あ、ありがと…。
ね、ぇ…秋菜さん。千夏ちゃんも春馬も疲れて帰ってくるだろうし…。
今日は俺が最後にお風呂もらって…洗濯当番を変わろうと思うんだけど…。
動かな…?秋菜さんもいつも最後だと、お風呂掃除も大変でしょ…?
俺が最後に入って…ヤる…から。」
最後の入浴…脱衣場の籠…あるいは洗濯機には加藤家の皆が脱ぎ捨てたものが全てそろう。
そして洗濯当番…、それらを洗濯機へと投入…すすぎ、脱水が終わればそれらを干すまでが役割。
視線は口ほどにものをいう…、秋菜さんの下着に…触れたい、と。
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