離婚届を突きつけられて、意気消沈していた雅史だったが、妻からの思わぬ提案に息を吹き返したかのように笑みが浮かんでいた。
「由美…ホントにいいんだな…?ホントに…。」
その笑みは心から湧き上がるような嬉しさを表していた。
その時は嬉しさ…それしかなかったはず…。
その先に妻を虐めたいと言う気持ちが更に膨らんでしまうとは…。
「じゃあ…一回だけ…。ただ…子供達が居る今は…。」
子供部屋の方に視線を向けて話す雅史。
「どうだろう…今度の週末…子供達を実家に預けて…その時にって言うのは…。」
たった一度きりなのであれば、ゆっくりと楽しみたいと言う雅史の本心から出た言葉。
それまでに構想をまとめ、必要な道具を揃えておこうと考えた。
【あまりにも痛いとか汚いとかは興味は無いので…羞恥に歪む表情を浮かべる妻…みたいなものが好みです。】
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