ジェルが短くなった陰毛に絡みつき、毛穴をほぐす。
いまだに気を失って眠り続ける花崎は状況把握すらできていない。
唯一心を許した後輩とさえすれ違い始めてしまう。
斎藤は汗本や筋山などの悪から花崎を守るため、せめて愛を持つ自分で…、そんな考えからT字剃刀を陰毛に向ける。
ジョリジョリ…
陰毛は髭よりも柔らかく、軟毛。
髭剃り用の剃刀であれば簡単に剃り落とせ、みるみるうちに毛がなくなっていく。
剃刀を一往復、また往復させるたびにどよめきが響き、皆興味津々に斎藤の手つきを見ていた。
「ははっ、マジでツルツルじゃーん。」
「斎藤もコイツにムカついていたんだろ?女のくせに、男を守ろうとするからこうなるんだよ」
斎藤の狂気じみた迫力に押された周囲だけど、剃り終わりさえすれば、鼻につく態度だった花崎が一切の衣服を身につけず、陰毛がなくなったことで、性器すらも隠すものがなくなり、改めて注目が集まる。
濃い陰毛によって隠れていた性器は、経験人数の少なさから筋のように整っており、ゴクリと誰かが生唾を飲み込む音が聞こえた。
「おお、よくやった斎藤。どれ、花崎のオマンコ拭いてやらんとな。」
剃り跡にジェルが残っており、手拭きを使って拭う禿田。
しかし、明らかに鼻息荒く、ズボン下の勃起を隠しきれていない。
いや、隠す気すらない。
ジェルを拭っている最中、いきなり花崎の股間に顔を埋め、音を立てて性器を舐め始めた。
「ジュルッ、ジュルルッ!!んっ、花崎ぃっ、臭えマンコだな、花崎ぃっ!!ジュルッ!」
斎藤を押し退け、勢いよくクンニを始めた禿田。
臭い、とはいうが、ついさっき放尿したばかりで当たり前。
香る生臭いアンモニア臭もまた、禿田を興奮させる材料になる。
セクハラやパワハラを超える、もはやレイプともいえるクンニ行為。
全員のタガが外れる音が聞こえた気がした。
仰向けに寝そべる花崎の身体に男達の手が群がり、胸や乳首、腋や腕などを好き勝手に触り始める。
「あー、まじ柔けえ。デカパイゆさゆさ揺らして誘ってきてたもんな、コイツ。」
「花崎…ぃっ、あー、もう我慢できねえっ」
ある者は花崎の胸をこね回し、ある者は花崎の手を取って、チャックから露出するイチモツを握らせる。
禿田のせいで、無秩序と化したが、当の本人は素知らぬ顔で花崎の膣を舐め回している。
「斎藤、お前に大役をやるよ。小便とゲロで臭い息を吐き続けられるのは敵わん。しかし、水を垂らしても溢れるだけだろ?お前が口移しでで水を飲ませて濯げ。」
砂糖に群がる蟻のように男達がなっている中、汗本は斎藤の肩に手を置いて話しかける。
小便や汗で水分が消え、体内のアルコール濃度が高まっている花崎はそもそも危ないうえ、口は汚れているため、誰も触りたくもないのが現状であり、斎藤に白羽の矢がたった。
すうすう寝息を立てる花崎の唇。
趣味のコスメ集めによるハイブランドの口紅は、透け感のある薄膜の艶を唇に作り、鮮やかでみずみずしい発色を残している。
【お疲れ様です、なんとか少し山場を乗り切ったリアルでした。
私は今でも十分オカズにさせていただいていますし、そこまで気にしないでください。
花崎に重ねてドキドキ楽しんでおりますし、もっと酷い妄想をしてしまったり…とかとか。
そもそも私がうまく要望や理想を伝えられておらず、何が一番ツボなのかもわかっていないのかもしれません。(現実にこんなことがあるわけもないので。)
今私が一番嫌なのは、斎藤さんが気にしすぎてこのイメが終わってしまうことなので、どうかお気に病まず。
むしろ、私のツボや新たな好みなどを二人で探っていくような、そんなノリでやれたら嬉しいです。
ちなみに、口移しの水で目を覚ますか、クンニや手マンでの愛撫で目を覚ます、もしくは挿入直前になって目を覚ます…とか、どれがいいんだろう…、と悩んでいるのですが、斎藤さんはどのタイミングが一番良いと思いますか?】
※元投稿はこちら >>