「ぉえっ、ぇっ、ゲェェッ!!」
なおも止まらない嘔吐。
一度吐いてしまえば止まることなく、自分の鞄だと気が付かず、吐き続ける。
生き抜くための武器として、決して高くない給料の中から購入したハイブランドのビジネスバッグ。
ただのエチケット袋と化し、斎藤と花崎のゲロを溜め込んだ。
高いブランドだからこそ質が良く、防水性が高い。鞄から滲み出ることはなく、しっかりとゲロを受け止めてしまった。
長い嘔吐が終わり、肩で大きく息をしながら、鞄を覗き込むように俯いたまま動けない。
多量のアルコール摂取に加え、濾過しきれなかった尿に混じるアルコール成分が花崎にとどめを刺した。
酷く朦朧した意識のまま、顔を上げ、隣の斎藤を見つめる。
「あぇ…?斎藤…くん、大丈夫…?何かあったら、いつでも、言って…?」
明らかな意識障害を起こし、危険な域の急性アルコール中毒を起こしている。
顔は青ざめ、斎藤を見ているはずなのに、焦点が合っていない。
「斎藤…く、ん、は…、頑張ってるよ…、大丈夫だから、大丈夫…。」
そんな状況でも、吐いた後の辛そうな様子の斎藤を心配し、優しい言葉をかけ続ける。
震える手を斎藤の頭に乗せ、まるで母のように柔らかく撫で回す。
そして、斎藤が何か声をかけようと口を開いた瞬間、花崎は冷たい床の上に倒れ込んだ。
ガンッと頭から倒れ込み、受け身取れない危険な状態。
男を魅了する乳房は自重に潰れて歪み、身体は小さく痙攣しており、普通なら救急車を呼ぶ案件。
しかし、斎藤以外の男たちは特に焦る様子もなかった。
【本日もお疲れ様です。
こちらもうまく先導とかできず、申し訳ありません。
私のやりたいことばかりやってしまっているので、斎藤さんの方で花崎にやりたいことや、望む展開などありましたら、相談なり、イメの中で舵を切ったりしてくださいね。
その他のお話ししてない癖では、性的消費されたい、という気持ちもあります。個人として扱われず、雌として扱われたい…みたいな?
筋山には分厚い身体で寝バックで押しつぶされ、太い腕で失神寸前までチョークされたり、汗本には外回りから帰った後、足や脇の匂いを嗅がれたり、舐められながらの気持ち悪いセックスをしたい…などなど、ひどい妄想をして楽しませてもらっています。】
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