「お、おい聞いたかよ…今の…。」
「あぁ…聞いたぜ…。見られながらするおしっこ…気持ちいいって…。」
「やべぇ…あいつ、いつも真面目そうな顔して強気で仕事してるくせに、実は変態だったってことか??」
今夜一番のどよめき。
公開放尿…、それを快感だと宣う社の看板を担うヒロイン的な存在。
その言葉が策略の下、抗えず発せられたものだと誰が気づこうものか。
いや、気づいたとして、そんなものは一切関係ない…、花崎が自らの口でそう口走ったことが重要なのだ。
勢いよくジョッキの底に打ち付けられる黄金水は、瞬く間にその水位を上昇させていく。
まるで本当にビールでも注いでいるかのように大粒の泡を立てながら、一気に注がれる様。
「やべぇな、まるでビールサーバーじゃねぇの?ウケる…。」
「つか、臭いきっつ…やっぱ、しかも酒臭いな…やばいぞあれ…。」
地獄の奥底でのたうち回りながらも、助け舟の一つも見つからない状況。
天から救いの手が伸びてくることも当然ありはしない。
それどころか、さらに谷底に蹴落とすかのように、心無い男たちの卑劣な言葉責めが怒涛のように押し寄せる。
そしてさらに、筋山と花崎だけが知るやり取り。
こぼさず注ぎきってしまえば、自ら放った尿を後輩に飲ませるという部分が、混乱に拍車をかけさせ、まるで露出狂のそれのように言い放った快感宣言に合わせて腰を振らせる。
水分で滑ったかのように腰をずらせば、尿道口は斎藤の方を向く。
じょぼ…じょぼぼ…。
首筋から胸元にかけて浴びせられる、尊敬する先輩の黄金水。
「あ、あぁ…先輩…。だ、大丈夫です…俺大丈夫ですからっ。」
涙の粒を目いっぱいに浮かべながらも、謝罪の言葉を口にできない花崎の股間をただ一転に見つめ、それ以上ずれないようにと再びジョッキ内へターゲットを戻させる。
「こりゃ凄いねぇ…。
まさか花崎が、斎藤におしっこをかけることになるとは…。
それにしても…、こんなに臭い物かね…。女のしょんべんというのは…。」
「本当ですねぇ…部長…。
それに見てくださいよあの毛…、整えてないんでしょうか…?
小便でぐっしょり濡れて…張り付いて…惨めったらありゃしない…。」
部下の放尿を肴に酒に口をつける汗本、禿田。
完全に見世物。
謝罪の下りなど、今更誰が覚えていようか。
「っとぉ、かけちまったなぁ…。斎藤に、しょんべんを…きったねぇ先輩だな…お前…。
終わってんぜ…?飲んでもらえばよかったじゃねぇか…どうせ俺が飲めって命令するんだ…。
お前のせぇじゃないんだからよ…?
ほらぼちぼち出切るんじゃないか…?
よかったなぁ、くっさいしょん便が、ジョッキに何とか収まってくれてよぉ…?
中ジョッキじゃなく…、大ジョッキを持ってきた俺に感謝してほしいもんだぜ…はははっ。
しょんべんが終わったら、斎藤にちゃんとお願いしろよ…?
おしっこ終わったから拭いてくれる…?って…かかっ。」
今にも溢れそうなほどまで注がれていく花崎の尿。
実際…、筋山が仕掛けなければ、その分が溢れてその場で駄々洩れた可能性もあるほどぎりぎりまで収まらなさそうだ。
徐々に弱まっていく勢い。
そして、泡立った新しいビールジョッキを完成させると、まるで男が小便後に竿を振って尿を飛ばす動作かのように、花崎の身体を上下に振って、膀胱に溜まった尿の最後の一滴まで吐き出させる。
「ほら…言えよ…。
お願い…おしっこ拭いて…って…。
謝るんじゃねぇぞ…?小便ぶちまけたことを一言でも謝罪したら…さっきの話はなしだ…。
飲ませるぜ…?くさくて、濃いお前のしょんべんを…一気だ…一気…くくっ。」
体温で生暖かいビールジョッキを抱える斎藤。
その鼻を衝く臭い…、なぜかその中をじっと見つめてしまうその様子が、余計に花崎を辱めた。
【気に入って頂けているようで幸いです。
ただなんでしょうね…、描いていて思うのですが、斎藤が否応なしにアプローチさせられるのも、筋山が姑息に卑怯に責めていくのもまだいいんですが、汗本と禿田が美味しい思いをする流れを想像するとなんか腹が立ちます(笑)
愛着ってやつでしょうかね…。
その他の描写も考えながらやってみましたが、気に入って頂けて良かった。
貴女の下腹部を如何に疼かせることができるか…それのみで私は試行錯誤していますので、ダメなものはダメ、良いものは良い、で引き続きよろしくお願いいたします。】
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